黒井しばは"神速"だけじゃない にじさんじの柴犬が持つお茶目な魅力を語りたい

にじさんじのお茶目な柴犬・黒井しばの魅力

 さて、あくまでここで書いた黒井は、「葛葉がパワプロ上で育成した黒井しば」であることは忘れてはいけない。

 別世界の黒井人気に引っ張られて黒井本人の配信を見たことがあるファン、加えてあくまでネコや犬を飼うなど動物好きな方で黒井しばの犬ビジュアルが気になり、配信を見始めた方も多いはず。配信を通してみると、黒井が意外なほどに活気ある性格なのはご存知のはずだ。

 おしゃべり好きな一面を持ち、マイペースで会話や作業をすすめる黒井。同期である矢車りね、町田ちま、飛鳥ひな、桜凛月、ベルモンド・バンデラス、夢追翔とはこれまでに多くのコラボ配信、企画配信を共にしてきた。SEEDs組でも物腰柔らかなスタンスで穏やかに活動を続けている彼らは、配信内外で強い絆で結ばれている。

 特に飛鳥ひな、町田ちま、夢追翔とは「ハムタマゴドッグ」「にじさんじ狂犬ズ」「もやしばラジオ」として長く時間を共にしてきており、にじさんじを辞めようと考えていたときにも夢追に話を聞いてもらい踏みとどまったことがあるという。

【スナックShiBar】スナックShiBar ライブ支店【飛鳥ひな/町田ちま/黒井しば #ハムタマゴドッグ】
【#もやしばラジオ】第7回 ゆめおとしばの雨にも負けず風にも負けず【にじさんじ】
ワンダーランドと羊の歌-飛鳥ひな/黒井しば/町田ちま(cover)

 たびたび過保護気味&心配性な言動を配信で見せ、周囲から突っ込まれるほどに若者言葉や文化に疎い部分があるなど、黒井はしばしば「お母ちゃん」「おばあちゃん」と言われてしまうこともある。

 そんな黒井といえば、『Minecraft』『ファイナルファンタジー14』『ポケットモンスター』シリーズといったメジャーなタイトルを配信でプレイし、いずれのゲームもマイペースに進行できる点が共通しているように、ほかにも好きなようにプレイングできるゲームを主にして配信でプレイしてきた。

 『ファイナルファンタジー14』を初めてプレイしたのは2020年6月1日のこと。同タイトルの正式サービスが開始してから約10年ほど、断続的に内容をアップデートしてきたことによって根強いファンを生みだしてきた同作品。

 同作品を初めて配信した際には、「むかし“光の戦士”だったので、FF14をやっていきますね」と自身もファンであることを明かしていたが、声が完全に涙声になっていることをコメントに指摘されると、「ゲーム前のトレーラー映像ですっごい泣いちゃって……」と大号泣したことを明かしていた。

【FF14】寝起きで始めるエオルゼア探検記 1【黒井しば/にじさんじ】

 ファンに知られている黒井しばの得意ゲームといえば『Minecraft』であろう。もともとゲームに慣れていたこともあり、デビュー直後同ゲームに慣れていなかった同期メンバーのサポート役として、コラボ配信することが多かった。

 このとき黒井とともに「マイクラ初心者」としてコラボした同期が、後ににじさんじのMinecraftサーバーのなかで大きな影響力をもつことになる桜凛月とベルモンド・バンデラスである。真面目かつマイペースに活動するのが好きな2人にとって、『Minecraft』はまさにピッタリなゲームであったのだろう。その面白さを早くから気付かせるのに、黒井は一役買ったわけだ。

 ちなみに、最近ではあまり『Minecraft』をプレイすることはなく、『Minecraft』をよくプレイする町田ちまとともにプレイすることが多い。

【親子コラボ】かあさんといっしょ【Minecraft】

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