水溜りボンド・トミー、約1年のダイエット企画で27キロ減量に成功 今後のコンビを定義づける重要な挑戦に?
水溜りボンド・トミーが、今年2月から挑戦していたダイエット企画を終了したことを動画内で報告した。適正体重とされる67キロを目標に約1年間ダイエットを継続。その結果、91.8キロから65.3キロという約27キロの減量に成功した。
この企画は昨年行われた「100キロ越えのデブが100日間ガチでダイエットしたら別人になったww」というダイエット企画の続編。トミーが「一番太っていたとき」とされる100キロから、約3カ月間で76キロという、見事24キロの減量に成功したことから始まっている。
しかし企画終了後には徐々に体重が増加。もとの100キロまではいかないものの、92キロまでリバウンドしたことで、今回の企画が再始動。適正体重である67キロを目標に、今回は短期間ではなく健康面や体脂肪率も考えた上で長期間での挑戦となった。
プロの指導の下、筋トレや食事制限を再スタート。1日も休むことなく努力を続けたところ、普段の動画に出演するトミーがみるみると痩せていったことから、企画を知らない視聴者の間では病気を心配する声も上がるほどだった。その都度、丁寧なアナウンスや説明が動画内でなされ、視聴者の応援が増えていく中で企画は続行された。
また、ダイエット企画の期間、メインチャンネルの他動画も休むわけにはいかない。そのため、水溜りボンドの十八番である大食い企画の後には、個人チャンネル「とみビデオ」で食べた分のカロリーをすぐに消費するマラソンなども配信されていた。個人チャンネルでは、今回のダイエット企画に連動する動画が多く上げられており、ダイエット飯の紹介や、停滞期に導入される好きなものを食べて良い“チートデー”なども視聴者に公開された。
長期間にわたる努力の末、今回のダイエット企画では適正体重を大きく下回る65.3キロという“トミー史上最高の体重”を記録し、見事企画をクリアした。この結果を、相方のカンタも「相当な覚悟がないとできない」と、トミーの努力を賞賛。食べることが何よりも好きなトミーにとって、これまでのYouTube人生の中で最も苦手な企画だったと言えるだろう。
しかし、企画終了後はトミーも「キツかったけど、良い体験ができた」と感想を述べており、「(活動休止を経て復帰して以降の)ひたむきに頑張る姿をYouTubeに載せられたことが自分の支えになっていた」とも明言した。
その後は、トミーの“一番良い状態”を「とみビデオ」のアイコンにしようと、スタジオを借りて、相方・カンタが本格撮影。現在「とみビデオ」の新しいアイコンとなっている。
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企画終了後の第一発目は、トミーがダイエット中に一番食べたかったという焼肉屋へ。糖質制限をしていたこともあり、念願の肉と米を一緒に噛み締め、撮影外では一滴も飲んでいないというアルコールも堪能した。「肉の主成分はやっぱりタンパク質じゃなくて油じゃないと!」という名言も爆誕するほど、1年ぶりの焼肉は美味しかったようだ。
その中でトミーが「ダイエットは自分一人では絶対にできない」と語ったように、メインチャンネルの企画をカンタが配慮したり、何より視聴者の応援の声がモチベーションとなったことは大きかったのだろう。「俺が痩せれたっていうのが、誰かの勇気になってたら良いな」とも話したように、SNS上ではトミーと一緒にダイエットを頑張る視聴者の姿も多く見えた。
トミーの活動休止以降、視聴者に自分たちの気持ちや考えを頻繁に開示するようになった水溜りボンド。今回のダイエット企画もまた、トミーの日常や努力がはっきりと垣間見え、また視聴者が一丸となった応援の声もコメント欄やSNS上で可視化されたように見えた。
トミー本人も「自身の財産となった」と言うように、挑戦する側と応援する側が一体となった重要な企画となったのではないだろうか。ショート動画の好調などもあり、視聴者をまた徐々に増やす水溜りボンドのターニングポイントとなるのかもしれない。