TikTokのテキスト読み上げ機能にヒカキンの声が追加 「やばくない? 超俺なんだけど!」
10月9日にヒカキンがYouTubeチャンネルを更新。TikTokにて自身の声がテキスト読み上げ機能として追加されたことを発表した。
「【ご報告】TikTokが大変なことになってしまいました…」の動画内では、「歴史的一大事だ」という言葉から本編が始まり、「日本の大きなメディアの1つであり、エンターテインメントの1つでもあるTikTokにヒカキンの新機能がつきます!」と発表。その後実際に音声を録音する様子も公開した。
スタジオに着いたヒカキンが手にしていたのは、声をAIに学習させるために文が羅列された台本。1から1,000までの文が用意されており、かなり分厚くなっている。ヒカキンは「滑舌大丈夫かな。アナウンサーとかじゃないんで」と不安を覗かせていた。
「やや長方形になっても構いません」、「よりリアルに演じられるようになると期待を寄せた」など、日常で使わない文章が多くあったことも心配の要因になっているようだ。ヒカキンは「早い人だと5時間くらいで終わるらしいので頑張ります!」と話し、録音に挑んでいく。
開始してから5文目で間違えてしまうヒカキンだったが、その後は意味不明な文章に苦戦しながらも順調に録音が進んでいった。276文まで読み終わり、休憩をする際には「ムズイこれ!」と大変さを吐露し、「プロじゃないと口がついていかないね」と声を専門に仕事をしている人々の凄さを改めて痛感している様子も見せる。
時間が経つにつれて明らかに疲れた表情になってきたヒカキン。3時間読み続けた頃には「ついにおかしなくなった」というテロップが表示され、変顔をする場面もあったが、1,303文目でようやく録音は終了し、合計4時間で全ての工程を終える。
録音シーンの後は、ヒカキンがTikTokで実際にテキスト読み上げ機能を利用する姿を撮影。ヒカキンが入力した文章を的確に自身の声で反映させており、「超俺なんだけど!」と感動していた。ネットスラングとして利用されている「www」を入力した際には、「ワラワラワラ」と読み上げられており、「こういうところもすごいじゃん!」とTikTokの正確性を称賛している。
「マジやばくない?すごい!」と終始テンションを上げて紹介しているヒカキンだったが、動画後半には「僕の声を使って悪質なことをすると全部バレるから! それだけはしないでくださいね」と視聴者に訴えている。
今回、TikTokではヒカキンだけでなく、丸山礼、修一朗、マツダ家の日常、まちこりーたなどのテキスト読み上げ機能も2022年10月7日から追加されている。人気クリエイターたちは平均して6時間の音声収録を行なっており、かなり力の入った企画になっているので、ぜひ一度TikTokで新しい機能を使ってみよう。
TikTok:
https://newsroom.tiktok.com/ja-jp/text-to-speech-campaign