『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』6話ーーうい×はる安定カップル、にのんの太陽LINEで揺らぐ?メンバー同士で白熱するオオカミ予想も
脱落発表前に悔いが残らないようにと自身の気持ちを固める中で、心境に変化のあったメンバーが現れた。まずは、なな(新野尾七奈)に盛大に振られたひびき(鈴々木響)。ひびきは、ななにとって“世界一大好きなLOVE”な存在のせりん(能勢倫)がいて、ひびきは友達、“LIKE”だとはっきりと伝えられる。“2回目の失恋(中間告白が1回目)”のやるせない気持ちを吐露した相手はしおり(加藤栞)だった。
想いを寄せるりお(高橋璃央)からは「大切な人(なな)の幸せを想って自分は身を引く」というようなことを言われたしおり。ひびきに悩みを打ち明けられたことに呼応するように、自身も“しっくりこない”と悩んでいたことを伝えた。確かにりおのこの発言は「一番大切な人はなな」と言っているように聞こえなくもない。タイミング悪くりおの仕事が重なりアトリエ不在の日が続く中、しおりにとって同盟を結ぶひびきは良き話し相手になっていき、だんだんと気持ちが傾いていったのだろうか。ついに、ひびきを呼び出し「ひびきともっと話したいと思ってる」と伝える。
気になったのは、女子同士でオオカミくん予想をしていた際、ひびきの名前が挙がったときのしおりの反応だ。ももは(高鶴桃羽)がにのん(新音)からななへの心移りを指摘すると「本人とオオカミのキャラがかぶってるだけで、正直なの」というようにすぐさま否定し、ひびきの肩を持っていた。これは気になる相手・ひびきを信じたいという想いゆえなのか、それとも同じく心移りをしている自分が怪しまれぬように無意識に予防線を張ってのことなのか……。どちらの気持ちもありそうで、やはりしおりのオオカミちゃん疑惑は晴れない。
そして、ひびきがしおりに言った“お兄ちゃんと妹みたいに“というフレーズは、何だかデジャブに聞こえ、りおとの間でも会話されていたことに思えたりもする。しかし、こうなることを見越してのひびきからの同盟提案だったようにも思えるので、ひびきのオオカミくん疑惑も引き続き健在ではないだろうか。次週、ひびきがしおりを誘い出した太陽LINEデートでは、オオカミ同士かもしれない彼らの恋の攻防戦、そしてななの時と同様にライバルとなってしまったひびきとりおのマッチアップが観られるのか。