ブルース・リーの自宅がメタバース上に建設! 聖地巡礼がVRで可能に
マーシャルアーツのレジェンド、ブルース・リーに敬意を表して製作されたメタバースプロジェクト「Revival of the Memory: Bruce Lee's Home in Metaverse」が、来夏ローンチ予定。ブルース・リーの住んでいたという香港の家をVRで探索できるほか、そこで開催される一連のイベントにも参加できるエキシビジョンだ。
香港のCumberland Road No.41に位置するリーがかつて暮らしていた家は、別名「Crane’s Nest(鶴の巣)」とも呼ばれるファンにとっての聖地だが、2019年に取り壊されてしまった。しかしこの度、香港専業教育学院沙田分校の3人の学生によって、Crane’s Nestがメタバース上で再現されることに。ブルース・リーのファンは、仮想空間で巡礼を行うことが可能になる。
デジタルマーケティングを専門にするPRIZM GroupとBruce Lee Clubが共同で主導するこのプロジェクトは、ブルース・リーの没後50年目にあたる2023年7月20日にローンチ予定。ブルース・リーの思い出が詰まった自宅を訪問できるほか、香港理工大学デザイン学部との共同開発によるコンテンツや、CGアーティストのShannon Maとのコラボプロジェクトなど、さまざまなイベントも予定されている。
Bruce Lee Clubの会長Wong Yiu-Keungは、次のようにコメント。「私たちは、VR技術を通じてブルース・リーの足跡をもっと多くの人に知ってもらいたい。彼の『 Be water(水になれ)』の哲学についてもっと理解を深めてもらいたいと考えています。このプロジェクトは、形式にとらわれることなく、ブルース・リーの精神を次の世代へと受け継いでいくものです」
このイベントを共同で主催するPRIZM GroupのディレクターであるJeffrey Hauも以下のように述べている。「ブルース・リーは東洋と西洋の文化の交流を象徴する存在です。Web3.0の没入型体験を活用して伝統的な文化を復興させること、ブルース・リーの精神を次の世代に伝えることを望みます」
(画像=bruceleeverseより)
(source)
https://vrscout.com/news/vr-takes-you-inside-bruce-lees-hong-kong-home/
https://www.bruceleeverse.com/?language=EN#/