本日8月23日はハッシュタグの誕生日　Twitterで初めて「#」が使われた日

　本日8月23日はTwitterハッシュタグの誕生日だ。

　Twitterで共通のトピックについて話したいとき、探したいときに使われるハッシュタグ（#）には、実は誕生日がある。2007年8月23日、GoogleやUberで活躍したエンジニア、クリス・メッシーナ（@chrismessina）氏が世界で初めて、自分のツイートでハッシュタグ（#barcamp）を使用した。これを記念し、8月23日はハッシュタグの日（#HashtagDay）とされている。

how do you feel about using # (pound) for groups. As in #barcamp [msg]?

— ˗ˏˋ Chris Messina ˎˊ˗ (@chrismessina) August 23, 2007

それから15年、ハッシュタグは世界中で、そして今ではTwitterというプラットフォームを越えて幅広く使われるようになった。2022年の上半期だけでも、少なくとも1つのハッシュタグを含むツイートは170億件あった。

 

　ハッシュタグはツイートを分類したり、クリエイティブな言葉の組み合わせでTwitterの会話をより楽しく盛り上げたりと、今やオンラインの会話の一部となっている。ハッシュタグの登場はコミュニケーションの方法を変えたと言われており、デジタル時代の象徴的な出来事となった。

　日本語ハッシュタグは2011年7月から使えるようになった。トレンドをハッシュタグで確認し、同じ興味関心を持つ人々がハッシュタグを通して繋がることで、コミュニティが作られ、文化を醸成した。

　Twitterのコミュニティは、バーチャルでありながら一緒にテレビ番組や映画を見ること、お気に入りのアーティストとダイレクトに繋がることを可能にした。アルバムの発売をリアルタイムで知ったり、賞へのノミネート作品について公開討論したり、最高のライブパフォーマンスをあたかも最前列で観ているかのような体験ができたりーーTwitterは観衆を、能動的な参加者に変えてしまう。

　日本で最も有名なバーチャルイベントの一つとなった 「#バルス祭り」。スタジオジブリの映画『天空の城ラピュタ』のテレビ放映に合わせて、「バルス」と視聴者が同時にツイートするこの催しはTwitterを盛り上げ、まさにTwitterの利用者が同時に一つのコンテンツを楽しんでいることを示す一例である。