無印良品とニトリのLEDセンサーライトを比較すると?それぞれの特徴を部屋や生活スタイルに生かそう
夜中にトイレに行ったり、停電時にも暗闇で心強いセンサーライト。足元を照らしてくれることで、電気を点ける必要もなく、使ってみてその便利さがわかる。
今回、無印良品で人気のLEDセンサーライトと、同じ価格帯のニトリのセンサーライトを購入して比較。どちらも特徴や良さがあり、部屋によって使い分けができると感じた。
柔らかな光の無印良品のLEDセンサーライト。センサーの反応も優秀
無印良品で人気で欠品が続いていたというLEDセンサーライト。思ったよりも小ぶりなライトで、足元をテラスにはやや物足りないのでは?というほどコンパクトだ。
屋内専用で人間センサーは正面約5m、側面約3m(室温25℃の場合)とされており、本体正面と側面にセンサー部が設けられている。ここは精密部品のため指で押さないように注意が必要だ。
プラグは90度可動式で、ONモードでは常時点灯、OFFモードでは常時消灯ができ、AUTOでは周囲が暗いときに人を感知すると約30秒間点灯する仕様だ。
早速廊下のコンセントに差し込んでみた。光源は0.3W LED×1灯なので予想通り、「ものすごく明るい」というわけではなくやわらかな光が足元を照らしてくれる。
ただ十分な明るさではあるため、暗闇で歩くには問題はなさそう。停電時には作動しないのでそこだけが心許ない感じがする。
本当は頻繁に人の動きのある階段に取り付けたかったのだが、明るさが予想よりも弱いため和室へ。ここは友人や親族が泊まることもある部屋のため、ほんのりとした灯りがあると夜中もトイレに行きやすいし、常時点灯でも間接照明のような役割になってくれてちょうどよく感じている。
また頻繁に使う部屋ではないため、来客のないときには常時消灯ができるのも便利。小ぶりのためインテリアを損なわないのも、無印良品らしくてデザインから機能性まで気に入っている。価格も税込1,190円なので、買って損はないアイテムだといえる。
ニトリのセンサーライトは光が強め。どこにでも設置が可能
ニトリのセンサーライトは、無印良品のLEDセンサーライト2つ分ほどの大きさ。比べるとややプラスチックの主張が強く、チープさを感じてしまう。
ニトリのセンサーライトは人の動きに反応してライトが点灯するAUTOモード、ON/OFFモードと選ぶことができる。
無印良品のLEDセンサーライトと大きく異なるのは、まず電池式だということ。単4電池3個が必要なため、すぐに使えないのが面倒だなと思ったが、こちらは停電時でも使えるというメリットがある。
また、固定もマグネット、両面テープ、ホルダー(ネジ止め)から選ぶことができ、今回は付属の両面テープで固定することに。マグネットが使える場所は限られるが、3種類から選ぶことができるためほぼどこにでも設置できそうで面白いなと思った。
センサーの感知角度は水平100°、垂直50°、感知距離は2〜3mで、センサーの感度は無印良品の方が良いかなと思ったが、明るさはニトリの方が断然上。光源は高精度LED4個が使われており、自動点灯時間は約20秒となっている。
毎回電気を点ける必要があった暗い階段も、センサーライトを設置したことで点けることもなくなり、ちょっとした節電効果も期待できそうだ。
また筆者は熊本地震を経験したことから、やはり停電時のことを考えると電池式は心強い。価格も税込1,017円で無印良品と同価格帯ながら、どちらもその良さを実感できる優秀さだった。