中田圭祐&川島海荷の“結婚生活”とリンクしすぎ? miwa「君が好きです」の歌詞について考える
優しい関係を構築してきた“がくぱる夫婦”
一方の“がくぱる”は、何年も連れ添った熟年夫婦のような落ち着きを見せていた。この2人は、“人生”についてまったりと語り合う時間が長かったように思う。異性として接しているというよりも、まるで戦友のようなスタイル。アドバイスを送りながら、お互いを高め合っていたのが印象的だった。
ただ終盤では、自然に手を繋いだり、スキンシップをとる場面も見られるように。時々、島崎がパッと弾けるような笑顔を浮かべた時に、幸せそうに微笑む佐野の姿も、よかった。打ち上げ花火のようにパッと燃え上がるわけではないが、心にじんわりと染み渡る優しい関係を構築してきた“がくぱる夫婦”。
しかし、“けいうみ夫婦”とのWデート中、男女で分かれて話をした時に、“夫”と“妻”への想いを熱く語っていたことがあった。“好き”の気持ちを表現する場面が少ない2人だったが、期間限定の結婚生活のなかで、心の距離は確実に縮まったのだろう。「君が好きです」の歌詞<君が好き/大好きだよ/愛おしくて愛しくてたまらない>が、口下手な“がくぱる夫婦”の内に秘めた想いを代弁しているように思えた場面も多々あった。
会っていきなり、「夫婦になってください」と言われる不思議なシチュエーションのなかで、試行錯誤してきた“がくぱる夫婦”と“けいうみ夫婦”。2組の日々を通して、心の距離を縮める方法や、よい関係を構築していく秘訣を学ばせてもらったような気がする。いつかまた、『わた婚』シリーズで素敵な“夫婦”に出会えることを願って。
ABEMA特集
『ABEMA』総力特集 おすすめ番組のコラムや出演者へのインタビューも!