ゼンハイザーから「全てを、再構築」したフラッグシップヘッドホン『MOMENTUM 4 Wireless』登場 常時ANCオンで最大60時間再生
バッテリー持ちは最大で60時間。MOMENTUM 4 WirelessはANCをオフにすることができない(ANCと外音取り込みの割合を調整はできる)ので、これはANCがONの状態でということだ。ともあれ、MOMENTUM 3 Wirelessが最大17時間だったので大幅に伸びたことになる。また、5分の充電で最大4時間の音楽再生が可能な急速充電機能も備えている。
本体に搭載された物理ボタンは、電源ボタン1つのみ。このボタンは長押しでペアリング操作にも利用する。音量調整や曲の再生・停止などはタッチ操作で行う。なお、MOMENTUM 3 Wirelessはハウジングの折りたたみを検知して電源のON/OFFを行えたが、MOMENTUM 4 Wirelessでは折りたたみ機構がなくなっており、手に取ると自動で電源が入り、置いておくと電源が切れるようになっている。
また、折りたたみ機構はなくなったが、イヤーカップ部が回転するため、スリムに収納が可能となった。かばんなどに入れて持ち歩くのにも邪魔になりにくい。
Bluetooth 5.2(LEには非対応)になり、コーデックは、SBC、AAC、aptX Adaptive(48KHz)に対応。複数の機器に同時接続するマルチポイントにも対応する。
肝心の音質だが、ゼンハイザージャパンのマーケティング担当伊藤涼太氏によると、一言で言うと上品な音とのことだ。もちろん主観的な感想とのことだが、「ナチュラルでバランスが取れた音になっており、壮大な音場を感じられる。定位がしっかりしておりボーカルが聴きやすい。そういった意味ではどんなジャンルの音楽にも合うと思っている」と音質に自信を見せていた。