イヤホンをゼンハイザーに買い替えて「音楽を聴く時間」が増えたワケ

イヤホンをゼンハイザーにして感じたメリット

 ちょうど1年前、初めてのワイヤレスイヤホンとして「Beats Flex」を購入した。Apple W1ヘッドフォンチップによる、Apple製品とのシームレスな接続が気に入ってはいたが、使っていくうちにデメリットにも気づいてきた。そんな中で、左右独立タイプの完全ワイヤレスイヤホンが多くのメーカーから発売されたこともあり、買い替えを検討。価格帯もさまざまな中から、今回ゼンハイザーの「CX True Wireless」を購入した。

 今回はBeats Flexから乗り換えたワケとゼンハイザーのCX True Wirelessを選んだ理由、その使い心地などについて、レポートしていきたいと思う。

BeatsFlex
BeatsFlex

 初めてのワイヤレスイヤホンを選ぶうえで、当時のBeats Flexは5,400円(税別)と安価だったのが購入の決め手だった。実際に使ってみると、それまで有線のイヤホンを使っていた筆者にとってBeats Flexは快適そのもの。Bluetoothで簡単に接続でき、マグネット式イヤーチップは着け心地も快適。子育て中なので音楽をイヤホンで聴く時間は大幅に減ったものの、いつでもクリアな音質で音楽を聴くことができるのは特別な時間だと改めて実感した。

 しかし、使っていくうちに首にかけるケーブルが煩わしいと思うようになってしまった。特に最近は有酸素運動をしながら動画コンテンツを観るのが日課になっており、ケーブルに汗がつくことや首に当たる感触も気になるようになった。小さなストレスではあるが、本格的に運動したり毎日使うとなるとそのストレスはスルーできなくなってきたのだ。

CXTrueWireless
CX True Wireless

 そこで思い切って購入したのが、セール価格になっていたゼンハイザーのCX True Wirelessだ。

CXTrueWireless

 Beats Flexは本体を首にかけておけば落として失くす心配がないが、反面ケーブルがある分コンパクトに収納もできず持ち運びもしづらい。完全ワイヤレスイヤホンはその点、ケースに入れればバッグに入れても安心だ。ケースもしっかりとしたつくりなので、バッグやコートのポケットに入れて持ち運んでいる。

 Beats Flexは軽やかな音に対して、CX True Wirelessはベースブースト機能による低音が存在感が ある。中音域もしっかりとしていながら自然で、そこにクリアな高音が心地よい。迫力がありながらも繊細な音が気に入っており、さらには「Sennheiser Smart Control App 」というアプリを使用すれば、プリセットのベースブーストをオン・オフしたり、イコライザーで音質を自分好みに調整したりもできる。

 ノイズキャンセリング機能は付いていないが、パッシブノイズアイソレーションで周囲の音をしっかりと遮断。人混みの中で初めて使った時には、その静けさに驚いたほどだ。

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