Yoshiが感じた、ライブ配信と音楽の親和性 男性からも支持される振り切った配信の内容とは?

Yoshiが感じたライブ配信と音楽の親和性

 ライブコミュニケーションアプリ「Pococha(ポコチャ)」で行われた「あなたの音楽を発信しよう♪RealSound Techインタビュー出演権!」で、「Yoshi」が見事インタビュー権を獲得した。いわゆる「音楽ライバー」としての活動はそこまでしていないと語るYoshiだが、ライブ配信では“音楽の力”を実感したそう。男女問わず愛されるYoshiの配信の魅力に迫った。(編集部)

ーーライブ配信を始めたきっかけについて教えてください。

Yoshi

Yoshi:話すことが好きだったので、ほんの軽い気持ちで始めてみました。教育大学に通いながらライブ配信をスタートして、卒業してからも続けています。かれこれ1年と5ヶ月くらいになりますね。以前からインスタライブなどで友達に対してだけの配信はしていたんですが、全然顔も知らない人たちへの配信は「Pococha」が初めてで。

ーーライブ配信サービスがいろいろとあるなかで、なぜ「Pococha」を選んだのでしょう?

Yoshi:いろいろ調べたら初心者に優しいライブ配信アプリだということを知ったからです。実際にいろんなアプリを試してみたのですが、他のアプリだとあまりリスナーさんが自分のライブ配信を見に来てくれないなか、「Pococha」は初めから結構見に来てくれて、そこから続けていった感じになります。

ーー「あなたの音楽を発信しよう♪RealSound Techインタビュー出演権!」に応募した経緯を教えてください。

Yoshi:実は僕、「音楽ライバー」というほど音楽を生業にしているライバーではなくて……。配信内で歌を歌ったりすることはあるんですが、トークや、音楽を流したりすることがメインなんです。

ーーPocochaでは著作権や著作隣接権を侵害しない形で許諾をもらっている曲や、アプリ内のカラオケ機能に入っている音源であれば配信内で使うことができるんですよね。どうやって、音楽で配信の雰囲気を作っているんですか?

Yoshi:DJのように音楽を選曲して流して、リスナーさんと一緒に盛り上がるというスタイルのライブ配信をしています。そこで音楽の力を実感したこともあって。僕は配信時間が短めなので、基本的にアップテンポな音楽をかけるライブ配信をしているんですが、音楽をかけるとリスナーさんが盛り上がってくれて、それに伴ってアイテムで応援してくれることもあるんです。反対に、スローな曲をかけると僕が何を言おうと会話が盛り上がらないこともある。音楽の力でその場の空気がガラッと変わってしまうんだなと感じました。

ーーリスナーさんの気持ちを汲んで選曲されてる、まさにDJですね!ご自身で歌うときはどんな曲を歌うんですか?

Yoshi:替え歌を即興で歌っています。「キューティーハニー」とか、みんなが知っているような曲をリスナーさんの雰囲気に合わせて毎回オリジナルでその場で歌詞を作っています。頭の回転は早い方だと自分では思っていますが、実は歌っているときは何も考えていないんです(笑)。

ーー即興でその場の雰囲気を感じ取って盛り上げられるのは才能だと思います!Yoshiさんのライブ配信の強みは何だとおもいますか?

Yoshi:いい意味で何でもすることですかね。リスナーさんと一緒に遊んでる感覚でライブ配信ができているので、リスナーさんはそんな雰囲気を好んで見てくれているのかなと思います。 トークをしている時もあれば筋トレを見せる時もあるし、なんか急に逆立ちしてる時もあったり(笑)。ライブ配信って毎日観ていたらさすがに飽きてくるじゃないですか。だから、その日ごとや、リスナーさんが配信に入ってくるタイミングで違う内容の配信ができるように心がけてます。自分の行動を面白がってくれればと思って、あまりクールな配信はしてないんですよね。

ーーリスナーさんはどんな方が多いのでしょう?

Yoshi:女性7割、男性3割くらいですね。ライブ配信を始めて1年くらい経った頃から男性の方が増え始めました。僕の配信は結構振り切っていることもあって、「“いいたいことをはっきり言っているところが逆にいい」と言ってくれるようなリスナーさんもいます。自分に対して“推し”としてあまり固執するようなリスナーさんもいないので、楽しくできていますし、だからこそランクも伸びているのかなと。

ーー男性からも支持されているのは、そういった人柄にも好感を持っている方も多いからなんですね。そんななかでも壁にぶつかったことはありましたか?

Yoshi:ちょうど1年くらい前にリスナーさんが急に減っちゃった時期があって、精神的にも疲れてしまったのでその時は少し配信をお休みしました。そこから立て直すのはやっぱ難しかったですね。そのときはトークにも疲れや暗さが出てしまっていたからこそリスナーさんにも心配をかけてしまって、離れていった人もいたのかなと思います。その経験があったので、 いまはもうマイナス発言をしなくなりましたね。

ーーライバーさんには自分の悩みをリスナーさんに共有する方もいるかと思いますが。

Yoshi:喜怒哀楽を見せた方がいいという方もいますが、僕は自分の元気な姿の方を見てもらいたい。それでリスナーさんの仕事の疲れが取れたりとか、少しでも気が楽になれたりとかしてもらえたらいいなと思ってます。こういう風に音楽活動をメインにしているライバーじゃなくても音楽のことを発信できるイベントに出ることもその一つです。次は「Pococha」の公式YouTubeで公開されるドキュメンタリー番組に出る機会もあるんですけど、そういう色々な場所でライバーとして活躍すること含め、全部エンターテインメントだと思って活動しているんです。

ーー励まされる方も多そうですね。

Yoshi:こういった音楽ライバー向けのイベントに出れば音楽好きの方が見てくれるかもしれないし、ドキュメンタリーも普段のリスナーさん以外の新たな方たちが自分の配信を見てくれるきっかけになるかもしれない。幅広いリスナーさんに見てもらえるように配信しています。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる