BTSと聖地巡礼ができる? バーチャル空間で一緒にアート鑑賞ができるプロジェクトが話題に

BTSとバーチャル空間でアート鑑賞ができるプロジェクト

 BTSのファンクラブの名称が「ARMY」に決まったのが、2013年の7月9日。9回目となるARMY DAYを記念して、Google Arts & CultureとBTSによるコラボプロジェクトがリリースされた。その名も「」。Googleのストリートビューを使ったArts & Culture Experimentsで、世界14か所のBTSの聖地を巡りながら彼らのお気に入りのアート作品を見ることができるバーチャルツアーだ。

 それぞれのメンバーが作品をキュレートし、BTSファンにとって非常に馴染み深いロケーションに配されている。たとえばJ-Hopeの作品は、国際連合本部ビルに。昨年BTSが講演を行い、ミュージックビデオを撮影した場所だ。2021年のグローバル・シチズン・フェスティバルでパフォーマンスを行ったソウルの南大門には、RMが厳選した作品が飾られている。

 一部のBTSメンバーは、アート愛好家として知られている(たとえばリーダーのRMは、Art Baselのポッドキャストで自分の持つコレクションについて最近話していた)が、他のメンバーは自分たちのテイストについて公表してこなかった。BTS x Street Galleriesは、これまで明かされなかった各メンバーのアートへの好みを知ることができる一方で、それぞれのパーソナリティが垣間見れるのも見どころの一つ。

 ロンドンのビルボードに大きく飾られた海を渡る小さなヨットの写真に、「こういう写真なら、いつまでも没頭できそう」と、V。サンパウロでは、「この逞しいアドニスのように、僕がハンサムであることは誰もが知っています。でも僕はただのハンサムではなく、ワールドワイドハンサムですから」と、Jinがユーモアたっぷりに、アントニオ・コッラディーニの彫刻、Adonisについてコメントをしている。「絵を描くことで空想の国に逃避できるとしたら、写真は現実を違う角度から見せてくれます。雲の写真を撮るのが大好きなのは、それぞれの雲がまったく違うからです」と、ソウルのビル一面に飾られた巨大な空のパネルを選んだ理由についてJung Kookが説明する。

 なお、Arts&Cultureでは、有名なギャラリーのオンラインツアーも可能。これをきっかけに、アートをバーチャル体験してみるのも面白いかもしれない。

(画像=Googleより)

(source)
https://www.theverge.com/2022/7/8/23200526/bts-army-anniversary-street-view-tour-google
https://artsandculture.google.com/experiment/bts-x-street-galleries/GAF29KhE_DxEnA

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