可愛いと話題! ガストの”猫型ロボット”に会いに行ってみたら、飲食業界のDX化を感じた話

可愛いと話題! ガストの”猫型ロボット”に会いに行ってみた

 すかいらーくホールディングスは2022年内に2000店舗に配膳ロボットを設置するとされていますが、その中でも“猫型ロボット”がかわいいと話題になっていることをご存知でしょうか。ロボットが食事を運ぶなんて大丈夫?という不安と、近未来へのワクワク感を抱えながら、筆者は渋谷駅前店のガストで“猫型ロボット”に会いに行ってみました。

やっぱり可愛い! 周りも興味津々

 水曜日のディナータイム。渋谷店では20代ほどの若者が中心に夕飯を済ませにきていました。あたりを見回すと席数が多く、店内はほぼ満席で賑わっている様子。その分オーダー数も多いのでは……と思っていたところで、猫型ロボットを発見。

 店内の通り道のセンターを颯爽と進む猫型ロボットは、某アニメキャラクターとほぼ同じ身長(?)の130cmくらい。上下4段のトレイでフードとドリンクを運んでいました。ほかお客さんは、すでに知っているのか興味を示さない人もいれば、「かわいい!!」と言ってスマホで写真を撮る人も。

 そして(人間の)店員さんに案内された席に座り、早速オーダーしたところ5分ほどでビールが到着。アルコールはロボットではなく、店員さんが運んでくれました。しばらくして背後から音が聞こえ、振り返ると念願の猫型ロボットが接近。席近くで止まり、半回転してランプを灯しながらアナウンスが流れ、無事に頼んだフードが手元に届きました。

無事届いたものの……

 安堵の気持ちで猫型ロボットを見送った後、伝票を取り忘れてしまったことに気付いた筆者。猫型ロボットに会うことができて少し気が緩み、仕方ないと思いながらも、ダメ元で店内をキョロキョロ見回していました。

 すると、ある店員さんが伝票だけ乗った猫型ロボットに気付き、なんとその伝票を持って筆者の席まで渡しに来てくれました。つい感動し、その後に追加オーダーも何個か頼んだ後、筆者は会計を済ませました。最初は猫型ロボットのことで頭がいっぱいでしたが、最後に店員さんとロボットの助け合いに、心が和らいだ体験ができました。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる