話題の3COINS「電子時計付ワイヤレススピーカー」、多機能ながら注意点も?

3COINSの「電子時計付ワイヤレススピーカー」多機能ながら注意点も?

スピーカーとして音楽を聴いてみる

 iPhone 8を接続して音楽を聴いてみた。使う際には、時刻が見えるように表示画面を自分の方に向けてしまうと思うが、スピーカーとして使う場合には向きに注意が必要だ。時計が見えるように置くと、音楽が聴こえづらくなってしまうのだ。

後ろ側

 これは音が出るスピーカー部分が時計の裏側にあるため。音楽を楽しむのであれば、時刻が見えないようにおく必要があるだろう。

 スピーカーを自分の方に向けて音楽を聴いてみると、ボーカルの声はよく聞こえる。部屋の中でも声が通るが、パーカッションの音は小さめで、あまり響かない。ラジオやPodcastには向いているかもしれないが、音にこだわって音楽を聴きたい人などは満足できないかもしれない。

 ちなみに屋外で使うとあまり音が聴こえてこなかった。室内でもパーカッションの音が聴こえづらいので、屋外になると音が広がり過ぎてしまうのだろう。

実際に使ってみて気付いた注意点

■モードを変えないと音楽は聴こえない

 電源を切った後で再度電源を入れると、最後に表示されていたモードのままスタートする。もし時計モードで終わっていたならばBluetoothモードになっていないので、音楽を聴く場合にはモードの切り替えが必要になる。「つながらない」と焦る前に、モードの確認をしてみよう。Bluetoothモードに切り替えれば自動的に接続され、音楽が聴けるようになる。

■ボタンの押し間違い

 「電子時計付ワイヤレススピーカー」は操作ボタンが7つある。普段からシンプルな作りでボタンの数が少ない機器を使っていると、ボタン7つは多いと感じてしまうだろう。ボタンの場所や機能を把握していないと戸惑いがあり、またある程度わかっていても場所を間違えてしまうことがある。慣れるまで多少時間がかかるかもしれない。

デスクの上など近くに置いて使いたい人向けのスピーカー

 「電子時計付ワイヤレススピーカー」を遠くに置いてしまうと、音楽を聴く際には、パーカッションや低音が聴き取りにくくなるのは否めない。デスクの上など近くに置いて使う人にはおすすめのスピーカーと言えそうだ。ただし、スピーカーと時計は背中合わせになっているため、状況に合わせて向きを変えて使っていこう。

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