“食べログ賠償命令”若者に影響少ない? Z世代が“最新のお店選び”インスタ検索と比較してみた

“食べログ賠償命令”若者に影響少ない?

しかし……進む“隠れグルメサイト離れ”

 テーブルチェック社の調べによると、グルメサイト(「食べログ」「ぐるなび」「ホットペッパー」)について、7割以上の人が飲食店探しにサイトを利用すると回答した一方で、50%以上の人が点数やランキング表示の信頼度については「あくまで情報源の1つ」と回答。さらに、グルメサイトを利用する飲食店側についても、「ユーザー評価を信用していない」と6割が回答し、ユーザーと飲食店側でお店選びにおける”隠れグルメサイト離れ”が起こっていることが分かった。

 その背景としては、コロナ禍によって飲食店の配達サービスの普及や、「インスタ検索」など若者のSNSを活用した飲食店選びが主流になったことが考えられる。店舗にとっても、SNSではサイトへの掲載料がかからないというメリットも挙げられるだろう。

 マーケティング集団「Trend Catch Project」の「若年層女性の飲食店利用に関する調査」によると、飲食店探しは女子会やデートでは約9割がInstagramを活用しているというデータもあり、“飲食店選びはインスタ検索”がすでに浸透していることが分かる。

“食べログ訴訟” 若者に今後影響はあるか

 実際にそれぞれでお店選びをした上で、それそれの良さがあることが分かった。しかし、Z世代の飲食店選びは評価や口コミに限らず、写真や動画も判断材料になる。そして今後店側のSNS活用が増え続けると、飲食店による“グルメサイト離れ”も進むのではないだろうか。

〈Source〉
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000023564.html
https://note.com/yellowproject/n/n635fc076b6e4

 

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