“食べログ賠償命令”若者に影響少ない? Z世代が“最新のお店選び”インスタ検索と比較してみた

“食べログ賠償命令”若者に影響少ない?

 6月16日、カカクコムの運営するグルメサイト「食べログ」が、アルゴリズムの変更内容を公表せずに運用していたとして「独占禁止法違反」の判決が下され、話題を集めている。

 多くの人が飲食店選びに使用するサービスということもあり、注目されているという現状なのだろうが、筆者を含むZ世代はあまり食べログ頼みの店選びをしていない。使用するツールは主にInstagramとTikTokだ。今回は改めて飲食店を食べログとInstagramで調べ、考えてみることにした。

誰もが1度は利用する、安心のグルメサイト

 「食べログ」「ぐるなび」「ホットペッパー」などのグルメサイトでは、予約が簡単に出来たり、飲食店の公式サイトよりも安く行けることが多い。

  試しに、都内で1人飲みできるおしゃれな飲食店を調べてみることに。実際に食べログサイトをみてみると、日時や人数、エリア、利用シーンや、「感染対策」等のこだわり条件からもお店を探せる模様。試しに、「お一人様検索」をしてみると、なんと12万以上の店舗数がヒット。あまりに多すぎたので、詳細検索でエリアを「東京」ジャンルを「お酒・バー」「おしゃれな空間」に絞ったが、それでも約8000店がヒットし、それぞれ星の数や「百名店掲載」などがズラズラと登場。画面上に情報量が多く、どの飲食店お店も魅力的で決まりそうにない。

Z世代には馴染み深い「インスタ検索」

 4、5店舗を見て痺れを切らし、周りでも多く使っている「インスタ検索」をしてみることに。昨年からInstagramでは、ハッシュダグ検索、ユーザー検索等に加えて、マップ検索機能が登場。アプリ内でカフェやレストラン、観光スポットの位置情報が検索できるようになった。最初の画面では現在地付近のお店が表示されるが、キーワード検索でエリアやジャンル指定でお店を選べ、人気投稿と最近の投稿が見れるように。最近では公式のアカウントを作るお店も増えており、投稿によって飲食店の個性が現れやすくなっている。


 また、普段からInstagramを利用している筆者にとって使いやすいのは勿論だが、食べログよりも写真や動画などの視覚的な情報が多く、店の雰囲気やメニューのイメージがしやすい印象。Z世代はYouTubeやInstagram、TikTok等を日常的に見ているため、口コミなどの文章よりも写真や動画の方が馴染み深いともいえる。

 さらに、Instagramは食べログよりも店との“距離感”が近いことも特徴だろう。店のアカウントを他の友人もフォローしていたり、フォローしている芸能人やインフルエンサーがその飲食店に行っていると、「ここに行きたい!」と思う人も多いのではないか。

悩むお店選び、シーンで使い分けが得策?

 「都内でおしゃれな1人飲み」の飲食店選びの場合、筆者にとってInstagramのほうがスムーズに探すことができた。「食べログ」は、フォーマットが統一されていることで店の特徴が掴みづらく、「このお店がいい!」という判断基準になるには難しい。しかし飲食店のデータが多い分、詳細検索でジャンル、予算、営業時間、支払い方法、駐車場有無、禁煙・喫煙など多くの項目があるので、慎重なお店選びが求められる会食等の“ビジネスシーン”には、「食べログ」などのグルメサイトがピッタリともいえる。



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