米YouTuberの“エキゾチック”な肉料理が高評価のわけ 「本当にエキゾチックでなくてよかった」
アメリカの人気YouTuberがシンガポールのチャイナタウンを訪れ、「エキゾチックなアジアの肉」を使った料理を試した。動画内では牛肉や豚肉と言ったアジアではありきたりな肉が登場するが、視聴者はそれを指摘しつつも好意的な様子だった。
グルメチャンネル「More Best Ever Food Review Show」を運営するウィル・ソンブクナーは、6月11日に「エキゾチックなアジアの肉!!シンガポールの極上チャイナタウンメニュー!!」と題する動画を投稿した。動画ではチャイナタウンのフードセンター内のさまざまな屋台が提供する料理を試食している。
まず最初に登場したのは牛スジの煮込みだ。ソンブクナーは使われている肉は牛のアキレス腱だと説明。料理のソースが「とても濃厚で豊かな味わいでおいしい 」と満足した。日本をはじめとするアジア各国では馴染みの料理だが、「チャイナタウンに行かない限り、アメリカでは食べられないクールな料理だ」とコメント。
ほかにソンブクナーは老黄瓜と豚バラ肉スープ、魚の浮き袋のスープ、豚足、豚の卵管、イカとピーナッツの粥、魚の皮のフライ、クラゲなどの料理も試した。どれもべた褒めしつつ、その日食べた料理の中では豚足が一番のお気に入りとのこと。
「エキゾチック」と称しながら牛や豚と言った食肉として馴染みのある肉や、魚の料理を食べていたことに対して、動画のコメント欄には「本当にエキゾチックな肉」をよく知る視聴者から指摘が集まりつつも、好意的なコメントが寄せられた。「どれもエキゾチックではなく、ただ1950年代生まれのアメリカ人には馴染みがないだけだ。一方で、食べたのがアジアでよく見られるエキゾチックな肉(犬、ハクビシン、パンゴリン、ウミガメなど)だったら恐ろしかっただろうから、本当にエキゾチックでなくてよかったと思う」「豚足はスーパーノーマルでおいしいよね!」「この動画全体で一番おもしろいのは、エキゾチックな食べ物や極端な食べ物が一切登場せず、おいしい食べ物だけが出てくるところだ」と、視聴者は安堵した様子だった。
(画像=YouTubeより)
〈Source〉
https://news.yahoo.com/american-food-youtuber-goes-singapore-210716031.html
https://youtu.be/DKHYjbukrTY