何にでも溶岩をかけるYouTuber　今度は溶岩にiPhoneを投下

　奇想天外な実験企画で人気を博す海外のYouTubeチャンネル「Superkot」（チャンネル登録者数179万人）が、Nokia 3310（携帯電話）とiPhoneに、生成した溶岩を流し込むとどうなるのか、という興味深い動画を投稿したので紹介したい。該当の動画は、2022年6月5日公開の「Real LAVA vs NOKIA 3310 and iPhone: Ultimate TEST!」だ。

　まず溶岩に入れるのは、携帯電話のNokia 3310。Nokia 3310とは、2000年代に人気を博した携帯電話で、その耐久性の高さから「破壊不能の携帯電話」とまで言われていた。実際に海外のYouTubeでは、プレス機で潰したり、銃で撃ったりなど、耐久性を実験する動画も投稿されている。小さな岩に熱を加え続け人工的に溶岩を生成し、中にNokia 3310を投入。すると、岩の落下にも耐えると言われたNokia 3310が、さすがに溶岩には耐えられず燃え上がった。また、溶岩に入れたNokia 3310は小さな爆発を起こし、部品はバラバラにはじけ飛ぶ。このように結果は容易に想像つくだろうが、灼熱の溶岩によって機器が小さな爆発音を発しながらはじけ飛んでいく様子は、見ていて爽快だ。

　続いて、iPhone（おそらく「iPhone 13 Pro」か「iPhone 13 Pro Max」）も溶岩の中に投入。電源がついたままのiPhoneを煮えたぎる溶岩に入れると、機器は燃え上がり、オンオフの点滅を繰り返してついに画面は消えてしまった。そして、綺麗な緑の炎を上げ、黒焦げになってしまった。iPhoneの無惨な姿にもったいないと感じつつも、爽快感を覚える方もいるだろう。

　Superkotのチャンネルでは、このような「〇〇に溶岩を流し込んでみた」という動画をシリーズで投稿しており、実はそのほとんどで数百万～数千万回再生という人気を誇っている。たとえば、2021年3月21日公開の「Experiment: LAVA vs BULLETPROOF GLASS」では、防弾ガラスや耐火ガラスなどに溶岩を流し込む動画を投稿した。灼熱の溶岩によって、防弾ガラスや耐火ガラスが溶けたり割れたりする様子は見応えがあり、実際に現時点で再生回数が約6773万回という莫大な人気を誇っている。

　さらに過去には、2019年12月24日公開の「EXPERIMENT: CAR vs LAVA」で、なんと溶岩を車のタイヤで踏むという、高価な物を実験道具に選ぶ規格外の動画も出している。こちらも、もったいないと感じつつも、タイヤが燃える様子は見ていて楽しく感じるだろう。

　Superkotは海外のYouTubeチャンネルだが、英語がほとんど使われないので日本人でも楽しみやすい。溶岩による爽快感を楽しみたい方は、この機会にぜひ視聴してほしい。