4万円代でも長く使える デザイン良し、カメラ良しOPPO「Reno7 A」の魅力

デザイン、カメラに優れたOPPO「Reno7 A」

 カメラは4800万画素の広角と、800万画素の超広角、200万画素のマクロの3つを搭載する。カメラの横にFeliCaのロゴが見えることからわかるように、おサイフケータイにももちろん対応。IP68の防水防塵にも対応しており、日本人のニーズをしっかりと満たした設計となっている。

カメラは4800万画素、800万画素、200万画素の3つを搭載

 OPPOのスマートフォンは日本参入時からカメラ機能が特徴でもあるが、Reno7 Aでは背景をぼかして人物を美しく撮影できるポートレートモードに加え、夜間など背景の光を玉型にボケさせてさらに美しさを際立てるネオンポートレートモードも搭載。またフロントカメラは1600万画素と画質が高く、リアカメラを同時に使い2つの画面を並べて録画できるアウト/イン同時撮影にも対応。お気に入りの写真などの色調に合わせた加工が可能なAIパレットなど、ミドルレンジクラスのスマートフォンとしては凝った写真撮影にも標準で対応する。

Reno7 Aは効果的な写真や動画も撮影できる

 カメラの撮影モードは夜景/動画/写真/ポートレート/その他の5つで、その他の中にアウト・イン同時動画撮影/スローモーション/タイムラプス/エキスパート/超高解像度/パノラマ/テキストスキャナー/マクロ/ステッカーが並ぶ。また写真モードで画面を上から下にスワイプすると撮影のクイック設定メニューが現れる。画像サイズ(アスペクト比)、タイマー(ゼロ/3秒/10秒)、4800万画素撮影(オフでは1200万画素撮影)、そして詳細設定をここから変更できる。

写真モードで画面を下にスワイプするとクイック設定メニューが表示される

 写真モードで倍率を変えて撮影してみた。0.6倍と1倍に加え、デジタル望遠で2倍から最大6倍までの撮影が可能。動画撮影時は1倍から6倍まで利用できる。無理に高倍率デジタル望遠とせず、6倍程度ならSNSでシェアしても十分見ることのできる写真が撮影できる。ちょっと遠くを取りたいときにも十分使えるカメラだと感じた。

倍率を変えて撮影してみた

 深度測定用カメラは搭載していないものの、ポートレートモードからボケ最大にするとそれなりに背景がボケた写真も撮影できる。またマクロがあれば草木や花などに近寄った撮影も可能だ。最小撮影距離は4cm。

ポートレートでボケ最大
4cmまであじさいの花に近寄ってみた

 Reno7 Aは軽量で使いやすく、カメラもマクロから望遠まで十分な性能があり、しかも指紋の跡がのこらない背面デザインには美しさも感じられる。毎日使っていても飽きが来ることはなく「末永く使えるスマートフォン」という設計思想どおりの製品に仕上がっているだろう。無理なく購入できる4万円台の価格も魅力的だ。同じクラスのスマートフォンは他社からも販売されているが、Reno7 Aは細かい部分で十分差別化されており、愛着を持って使い続けることのできる製品と感じられた。

スマホを2年3年と使い続けたい人にもお勧めだ

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