5万円を切るシャオミのコスパスマホ「Redmi Note 11 Pro 5G」登場! 高画質カメラとおサイフケータイが嬉しい

シャオミ「Redmi Note 11 Pro 5G」レビュー

 低価格モデルを次々と投入するシャオミが5月19日に発表した『Redme Note 11 Pro 5G』は高速な5G通信に対応し、日本での利用を考えたFeliCa搭載、そしてカメラは1億800万画素を搭載する高性能な製品だ。予約は5月19日から、発売は5月30日。価格は4万4800円となる。

Redmi Note 11 Pro 5G

 Redmi Note 11 Pro 5GはSnapdragon 695 5Gをチップセットに採用するミドルハイレンジクラスのスマートフォンである。画面は6.67インチの有機ELで120Hzの高速駆動に対応、解像度は2400x1080ピクセル。1200nitと画面は明るく、タッチサンプリングレートは360Hzとレスポンスも良くゲーム利用にも使えるだろう。画面埋め込みのフロントカメラは1600万画素。一方、背面を見るとカメラ周りに「108M」の文字が誇らしげにプリントされている。メインカメラは1億800万画素で、800万画素の超広角、200万画素のマクロと合計3つを搭載している。ハイエンドモデルと同等の高性能なカメラを搭載しているのだ。

Redmi Note 11 Pro 5Gの背面。カメラは高性能だ

 本体サイズは164.1x76.1x8.12mm、202g。角は若干若干丸めてあるものの全体的にスクエアな形状という印象で、フラットなフレーム形状は持ちやすい。今回レビューするモデルのカラーは「グラファイトグレー」だが、他に「ポーラーホワイト」と「アトランティックブルー」の合計3つのカラバリがある。本体右側面には指紋認証センサーを兼ねた電源ボタンと音量調整ボタンが並ぶ。左側面にはボタンやスロットはない。

右側面のボタン類

 本体底面にはUSB Type-C端子とナノSIMカードスロットを備える。バッテリーは5000mAhで67Wの急速充電に対応。15分で50%の充電が可能で、約1日の使用が可能だ。なおこの急速充電器は本体に付属して販売されるため、別途購入する必要はない。なおRedmiシリーズは多くのモデルが3.5mmヘッドフォン端子を備えており、Redmi Note 11 Pro 5Gも本体上部に端子を搭載している。

本体下部のインターフェース

OSはAndroid 11をベースに、シャオミがカスタマイズした「MIUI 13」を搭載している。独自のプリインストールアプリはシャオミストアなど。電卓やコンパス、レコーダー、スキャナーなどもシャオミオリジナルだ。またNetflixやサードパーティーのゲーム類も搭載されている。そして日本向けモデル固有のアプリ、おサイフケータイも内蔵済みだ。

ホーム画面とプリインストールアプリ

 設定画面を見るとストレージは128GBを搭載している。なおメモリは6GBだ。ディスプレイの設定ではリフレッシュレートを120Hzと60Hzに切り替え可能。120Hzはよりなめらかなスクロールを可能とするが電力消費量も増えるので、使用シーンに応じて切り替えるといいだろう。SIMカードは2枚に対応しているが、うち1枚は物理SIMではなくバーチャルカードのeSIMだ。複数のeSIMプロファイルを入れ、多数のキャリアを切り替えて使うこともできる。

主な設定画面

通信方式は5Gに対応している。試しにドコモ(ahamo)のSIMを入れてみたところ、自動的にAPN設定がされてすぐにデータ通信をすることができた。屋外の5Gエリアで使ってみたところ、しっかりと5Gの電波もつかめる。SIMフリーモデルでも5Gの利用は問題なさそうだ。なお楽天モバイルからも販売されるため、同社の5Gネットワークの利用も問題ない。5Gの対応バンドはn3 / n28 / n41 / n77 / n78となっている。

ドコモの5Gを使うことができた

 本体の背面を見るとカメラ部分の右にFeliCaロゴがある。Redmiシリーズの日本投入モデルは一部FeliCa非搭載モデルもあるが、このRedme Note 11 Pro 5Gはシリーズ最上位モデルということもあり、FeliCaを乗せてきた。グローバルモデルよりコストがかかるだろうが、日本向けにしっかり販売したいという意気込みが伝わってくる。

カメラの横にはFeliCaロゴが見える

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