『Weekly Virtual News』(2026年6月9日号)
カバー・mekParkが早くも第2弾オーディション開始 あおぎり高校のviviONにも新たな動き

VTuber、XR技術、メタバース――様々な“バーチャル”に関するトピックは、日々多く生まれている。企業による巨大な施策から、個人によるマイクロだが熱気あふれる取り組みまで、その規模は様々だ。
連載「Weekly Virtual News」では、一週間のうちに起きた“バーチャル業界”に関連する様々な話題をピックアップ。ニュースとして紹介するだけでなく、筆者の独断と興味関心からフックアップしたいトピックも取り上げる。
カバー・mekParkの第2弾オーディションを開始
5月冒頭にカバー株式会社が始動した新規プロジェクト・mekParkは、6月5日に早くも第2弾オーディション開催を告知した。
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📢お知らせ
mekPark 第二回オーディション応募開始❕
\本オーディションでは、「作ろう、みんなが愛する日常を」をテーマに、夢や情熱を持って挑戦する練習生を募集します。
多彩な才能とエンターテイナーとしての夢や情熱を持って挑戦する意思のある方からのご応募をお待ちしております✨… pic.twitter.com/VCZzyTRWqm
— mekPark (@mekParkOfficial) June 5, 2026
mekParkは、練習生とディレクターが1つのユニットとして活動し、デビューを目指す育成型のプロジェクト。現状は「ACHRORA」と「UNIT B」の活動が始まっているが、このうち「UNIT B」は練習生3名のビジュアルが解禁され、動画投稿と配信をコンスタントに重ねている。チャンネル登録者も8万人を超えている。
デビューの基準は「信頼(ガイドライン遵守、誠実な活動姿勢、スキルの向上)」「熱量(視聴数、同時接続数、二次創作(UGC)の盛り上がり)」「意思(ホロプラス等でのアンケート結果)」が挙げられているが、特にファンが関与する「意思」が最大比重とされていることを鑑みると、「UNIT B」のデビュー決定と新たなユニット始動は、そこまで遠くはないかもしれない。
mekPark第2弾オーディションは、7月21日までエントリーを受け付けている。
あおぎり高校運営がクリエイターコミュニティを始動させる理由とは
VTuberグループ・あおぎり高校などを有するviviONが、6月1日に新たな取り組みとなるバーチャルクリエイターコミュニティ「VHS City(Vtuber High School City)」を始動した。
これはいわゆる事務所ではなく、あおぎり高校に加え、viviON傘下のプロダクションであるVebop Productionと娯楽など、複数の事務所やプロダクションが参加する“コミュニティ”とのことだ。上記団体に加え、個人勢の従井ノラもパートナークリエイターとして参加しており、コミュニティが受け入れる存在は比較的幅広いと思われる。
また、このコミュニティは「インターネット上の街」という世界観を掲げており、ティーザー映像では仮想空間的な描写も垣間見える。そして参加者が「街の住人」として位置づけられており、その特性を活かしたグループなどの枠を超えたコラボレーションの創出が狙いのようだ。
なお、こうしたコンセプトゆえか、Vebop Productionは「ビバプロ高校」へと改名し、キービジュアルも刷新。娯楽も「娯楽組」へと改名されており、リブランディングも合わせた認知拡大も目的の一つと見られる。横のつながりを形成することによるプレゼンス強化が、事業的な狙いとも言えそうだ。
【大切なお知らせ】
平素より『Vebop Project』を応援いただき、誠にありがとうございます。
本日6月1日より、当VTuberグループは新たに『ビバップ高校』へと名称を変更いたしました!
あわせて、本日始動の新プロジェクト『VHS City』への参加も決定いたしました🏙️✨… pic.twitter.com/Ey8VmHs7QR— ビバップ高校 (@Vebop_Project) June 1, 2026
現時点では、公式XやYouTubeチャンネルで各参加者の配信切り抜きなどが主だが、各団体ごとのコラボも確認されつつある。出自や背景が異なるバーチャルタレント/バーチャルクリエイターを同じ枠に集める取り組みは、さかのぼればupd8に行き着くが、コミュニティという打ち出し方で新たな色を出せるかどうかが大きなポイントだろうか。
今後も“住人”を増やしていく意向は見られるので、数カ月単位の観察からその真価を見定めていくべきだろう。
Valveの新型VRヘッドセットに新情報
多くのVRゲーム・アプリが配信されているゲーム配信サービス「Steam」運営のValveが発表した、新型VRヘッドセット「Steam Frame」にやっと続報があった。
時期は不明だが、出荷時期は今年の夏。デバイスごとのゲーム動作互換性・快適さを示す「Verifiedプログラム」が、「Steam Frame」および小型ゲーミングPC「Steam Machine」にも拡大されるという開発者向けアナウンスで明らかになった。
もともと、「Steam Frame」と「Steam Machine」は2026年の頭に発売が予定されていたが、2月にメモリやストレージの品薄(と高騰化)が原因で発売時期の見直しが発生していた。最終的な販売価格こそ不明だが、小型・軽量で高画質、かつSteamOS搭載により、スタンドアロンで動作するとされており、様々な面でVRヘビーユーザーからは注目されている。やっと発売時期が固まり始めたことで、期待感を高める人もいそうだ。























