『FF7 REBIRTH』後継から『時のオカリナ』復活まで E3なき夏の新作発表ラッシュ総まとめ

2026年6月、ゲームの大型発表が立て続けに起きた。3日の「State of Play」、6日の「Summer Game Fest」、8日の「Xbox Games Showcase」、そして9日の「Nintendo Direct」。E3という総本山が消えたいま、かつてE3に集中していた発表は複数の配信に分かれている。
そこで本稿では、この1週間に発表されたタイトルから、特に注目しておきたい作品を絞って紹介する。
続編・拡張の主役は『FFVII REVELATION』と『モンハンワイルズ』
最大の目玉は『FINAL FANTASY VII REVELATION』だろう。『REMAKE』『REBIRTH』に続くリメイク3作目として発表され、2027年春にPC・Switch 2・PS5・Xboxで同時発売される。飛空艇ハイウインドが登場し、「シリーズ最大のオープンワールド」をうたう。映像では、姿を変えて戦う新システム「ウェア」や星の守護者“ウェポン”、ウータイなどの新エリアも確認でき、テーマには「決意」が掲げられた。北瀬佳範、浜口直樹、野村哲也ら制作陣がそろってコメントを寄せ、7年がかりの分割リメイクがいよいよ完結へ向かう。
『モンスターハンターワイルズ』には、超大型拡張「アセンダンス」が発表された。かつての『アイスボーン』『サンブレイク』に当たる規模の追加コンテンツだ。発売後に最適化などで評価の割れた本編にとっては、巻き返しの一手になる。発売時期は2027年を予定している。
長寿シリーズの動きとしては、約20年ぶりに町づくり内政が復活し、シリーズ初のストーリーモードも備える『信長の野望・飛翔』も、古参ファンの間で話題を集めた。
リメイク・復刻作品が揃い踏み
リメイク勢の中心は『ペルソナ4 リバイバル』。原作は2008年に出たPS2用RPGで、本作は人気の高い『P4 ザ・ゴールデン』をベースにしたフルリメイクだ。先に成果を上げた『ペルソナ3 リロード』に続く路線にあたる。2027年2月18日発売で、PC・PS5・Xboxに対応し、初日からGame Passでも遊べる。同じXboxの配信では完全新作『ペルソナ6』も発表され、アトラスはリメイクと新作を並走させる構えだ。
カプコンからは『バイオハザード RE:ベロニカ』が2027年に登場。『RE2』から『RE4』まで評価を重ねたリメイク路線に、兄クリスを探すクレアを主人公とする“コードベロニカ”が加わる。
そして9日のNintendo Directが投じた大玉が、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』のリメイクだ。1998年にNINTENDO 64で生まれたシリーズ初の3D作品が、約28年を経てSwitch 2で蘇る。発売は2026年の予定。SNSでは関連ワードがトレンドを席巻し、原作世代から『ブレワイ』以降の若い層までを巻き込む話題になった。
リマスター・復刻系でも、『テイルズ オブ エターニア リマスター』、家庭用初展開となる弾幕STG『東方紅魔郷:New Classic』、追加要素入りの『ゼノブレイド』3部作Switch 2版など、コアなファンには見逃せない発表が続いた。
『The Duskbloods』から『ドラクエXII』まで、新規IPと“復活組”
新規IPの注目株は、フロム・ソフトウェアの『The Duskbloods』。『Bloodborne』を思わせる世界観の、最大8人によるPvPvEマルチプレイアクションで、Switch 2専用として2026年内に世界同時発売される。夏にはクローズドネットワークテストも予定されている。
スクウェア・エニックスは『キングダム ハーツIV』の最新映像を公開し、Switch 2を含むマルチでの展開を発表。あわせて『FFBE』をベースにした“FF初のHD-2D”『ファイナルファンタジー レゾナンス』も明らかにした。モノリスソフトの『ゼノブレイド ジェネシス』は2027年にSwitch 2で発売予定だ。
復活組も厚い。『鬼武者 Way of the Sword』は9月25日発売で、フェイスモデルに三船敏郎、声優に細谷佳正を起用した20年ぶりの新作。『エースコンバット8 ウイングス・オブ・シーヴ』は片渕須直監督が脚本を手がけるシリーズ30周年作。さらに“ドラクエの日”の発表も含めれば、『ドラゴンクエストXII』の新サブタイトルと映像、『ドラゴンクエストモンスターズ4』も発表され、長く沈黙していたナンバリングがようやく動き出した。
ファンの待望度という点では、『スターフォックス』新作、ヴァニラウェアが描く『朧村正 怪奇譚』、4人の主人公から選べる『ファイアーエムブレム 万紫千紅』、完全新作80曲超の『リズム天国 ミラクルスターズ』あたりも見逃せない。
2027年までの途切れないラインナップ
こうして1週間の発表を並べると、2026年後半から2027年にかけて大型タイトルはほとんど途切れない。目立つのはリメイクと続編・拡張で、完全新規のIPは数えるほど。プラットフォームも、完結作・新作を問わず複数機種同時が当たり前になった。
E3という一点豪華主義の祭りが消え、発表が日替わりで分散したこの1週間。私たちはもはや、絶え間なく続く発表を横目に、財布と空き時間の計画を立てなければならない。




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