悩み苦しんでいる知人に贈った歌がきっかけにーーAMIがライブ配信の先に届けたいもの
――ライブ配信をしていて、壁にぶつかることもありますか?
AMI:あります。元々「人に伝えたい」ということが目的なので、いろいろな方が来てくれて、私のファンになってくれたうえでランクが上がったらいいなと思っていました。でも、実際にはランクが下がってしまったこともあって……。
ただ、ファミリーの一人ひとりがどのくらい私のことを思ってくれているんだろうと考えたときに、アイテムを贈ってもらうことだけが全てではないと感じたんです。ファンの方との出会いを大切にしたいので、負担になって来れなくなるくらいだったらもらえなくてもいいとは思ってしまうんですよね。一方で、応援のひとつとしてアイテムを贈ってくれている方もいるので……その塩梅が難しいのですが、知名度を上げてもっといろんな人に自分のことを知ってもらい、その結果でランクが上がるということも一つの方法だと思っています。いろんな立場のリスナーさんがお互いに手を取り合って支え合えることが一番の理想です。そのためにもファンの声に自分がどこまで応えられるのかも、私の仕事なのかなと思っています。
――ライバーならではの苦労もあるのですね。では、「Pococha」を通して人生が変わった体験はありましたか?
AMI:「Pococha」では三木道三さんやMINMIさんなどアーティストの方もライブ配信をしているのですが、その方々と知り合うきっかけになりました。その後、MINMIさんの20周年のライブに行かせていただいて、初めてご本人のパフォーマンスを目の前で拝見する機会があって。改めてオーラのすごさを感じましたね。表現者はこうでないといけないと、人生の目標ができました。
「Pococha」をやっていなかったらMINMIさんとも会っていないですし、いろいろなアーティストさんと関わることもなかった。自分が聴かないジャンルの音楽のことも知るきっかけにもなったので、私の行動範囲や視野も広がりましたし、まさに私の人生を広げてくれたのが「Pococha」なんです。
――それでは、そんな今後の目標を教えてください。
AMI:歌がメインになると思いますが、ダンスも取り入れていきたいです。オールマイティに、今まで積み上げてきたものを大切にしたいですね。小さいライブハウスでもいいので、全47都道府県をライブをしてまわりたいです。
正直有名になりたいとは思っていません。有名になりたいというよりは、ただいろんな人に歌を聴いてほしいと思っているんです。今はスマホを通して全国の人に歌を届けていますが、いつかは各地方に直接行って歌いたいですね。
――最後に、あなたにとっての「Pococha」はどんな存在ですか?
AMI:いろいろな縁を繋げてくれた場所。ファンだったり、私の夢だったり、いろいろな縁を繋げてくれた場所です。だから支えてくれた「Pococha」で繋がった人たちのために、まず最初に“ありがとうのライブ”を私自身が主催したいですね。
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Pococha:https://www.pococha.com/ja-jp/app/users/0fe3ef4e-5535-4b37-9cdd-e83e95f6f8ca
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