カッコよさとお茶目さが同居する、にじさんじ・夕陽リリの活動に感じるもの

にじさんじ・夕陽リリの活動を追う

 現在のVTuberシーンにおけるトップランナーの一つであるにじさんじ。そのなかにおいてもタレントの活躍する分野は日々拡がっている。

 メインとなる生配信に加え、事務所が主導する企画への参加や監修、主に一人ひとりのライバーが主導となって進む歌ってみたなどの動画のほか、ここ1年ほどはエンターテインメントのフィールドで、アーティストとして日の目を見る者も増加している。

 今回は元二期生のなかでも、夕陽リリについて記していきたいと思う。

 2018年3月5日にTwitterに初めてツイートをし、3月17日にMirrativにて初配信。元二期生・元一期生の生配信について感想を述べたり、当時のファンに積極的にリプライを飛ばすなど交流していたが、初配信の順番は夕陽がいちばん最後であった。

 5月23日にYouTubeからの初配信を試みるも、配信予定時間になっても始まらず、配信が始まっても何度となく配信が途切れてしまう状況になってしまう。そんななかでもにじさんじメンバーやリスナーから多くの応援コメントが寄せられたことは、彼女への厚い支持を感じられる当時のエピソードではないだろうか。

 ピンク髪のショートヘア、女性として少し低めで艶のある声色、話し方もハキハキとしていることから、「リリ」の名にふさわしい「凛々」しくてカッコイイ女性という印象を強く抱かせる彼女。そういった視線を意識してか、時折カッコよく決めたセリフや発言をすることもあり、見ているこちらもハっとさせられる瞬間も多々ある。

 その逆に、いちど笑いのツボにハマってしまうと終始笑い続けてしまったり、ほかメンバーが真剣になるタイミングで茶化したりフザけようとしてみせたりと、意外なほどにお茶目な表情を見せてくれることも多い。

 そんな夕陽リリのカッコよさ・お茶目さにハマってしまう同僚・後輩ライバーらも多く、同僚では森中花咲・家長むぎらは互いの家に遊びに行ったり、「ハッピートリガー」「リリかざ」としてコラボ配信することもこの5年ほどでは多かった。

 彼女を慕う後輩といえば、山神カルタ・雪城眞尋が代表に挙げられるのではないだろうか。夕陽と雪城がとある時期にともに配信することが多かったことで家長むぎが2人の仲に注目したり、憧れや尊敬の念が強すぎた山神が雪城をともにして夕陽とともにコラボ配信するなど、その関係性はまさに女子高の先輩・後輩のよう。

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 また、2020年10月ににじさんじを卒業した出雲霞と黛灰との「SF組」では、イジリ上手な黛が夕陽リリをイジり、対抗心を燃やした夕陽が黛にぶつかっていき、出雲が2人をなだめてはツッコむという流れでファンの心をつかんでいった。

 3人とも普段の配信からすればリアクションや対応が大きくなく、低体温ぎみでクールなイメージを持たれやすいなかで、意外なまでのコント力・漫才力の高さを示してきた。

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 テンパる山神や雪城を横目にイジリつづけ、強くあおられたら強弁をふるってみせ、同僚とともにすれば彼らをどこか遠いところから見つめて大きな声で笑ってみたりと、意外なほどに表情豊かな彼女を見つけることができるはずだ。

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