「空飛ぶヨット」の豪華すぎる内装が明かされる ジム、サウナ、プールまで設置

「空飛ぶヨット」の豪華な内装が判明

 ディスコとバーを備えたプライベートジェットや、プライベートヴィラなど、ここ数年でラグジュアリートラベルの人気がますます高まっている。可能な限り一般人から離れて過ごしたいと願う人が増えているのかもしれない。

 海外のセレブたちは「せっかく買った豪華ヨットを、どうやって次のバカンス先まで連れて行くのか?」ということに今頭を悩ませているという。世間には、そんなセレブのヨットを操縦し、彼らの目的地に先回りして移動させることをビジネスにしている人がいるが、スイスの会社、AirYachtよって、職を失ってしまうかもしれない。

 AirYachtは、飛行とセーリングのどちらも可能なハイブリッドな乗り物を製造する会社。乗り物は居住施設付きで、どこでも着陸が可能。飛行と航海が可能な水上のラグジュアリーホテルのようなものだ。空気とヘリウムの推進システムを動力にし、将来的には水素のみで稼働することを目標にしている。また水上走行時は、電気エンジンで動作する。

 空飛ぶヨットのアイデアは、産業エンジニアで40を超える特許を保有するMatthieu Ozanneとプロジェクトマネージャー兼コンサルタントのGuillaume Hoddeの発案によるもの。ヨットスペースは、3階建てで最大12人が宿泊可能な住居空間のほか、ジム、サウナ、スイミングプールなど、750平方メートルの屋内スペースを含む。デザインはDarnet Designsが担当。

 実は今年2月、Lazzarini Studioという会社がすでに空飛ぶヨットを発表。それはまさにSF映画に登場するような夢の飛行船で、現実化への道筋はまったく立っていない。しかし、AirYachtの空飛ぶヨットは、2026年の終わりに完成品を発売予定。現在受注を受け付けている。

(画像=Darnet Design

(Source)
https://thenextweb.com/news/airyacht-brings-a-boat-meets-plane-meets-hotel-for-rich-people

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