『恋マジ』『社内お見合い』『ドラ恋』……目が離せない「熱いキスシーン」を堪能できる恋愛ドラマは?

「熱いキスシーン」を堪能できる恋愛ドラマは?

 キスシーンは、恋愛ドラマの盛り上がりを担っていると言っても過言ではない。想いが通じ合った時の優しいキスや、気持ちが高まるあまりに激しくなってしまったキス。役者陣の熱が込められたキスシーンに、心を掴まれた経験がある人も多いだろう。本稿では、5月23日の“キスの日”にちなみ、熱いキスシーンが観られる恋愛ドラマを紹介していく。

 最近の作品で衝撃を受けたのは、広瀬アリス主演ドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(カンテレ・フジテレビ系)のキスシーンである。刹那恋愛主義者で、あまり感情を表に出さない柊磨(松村北斗)が、いきなり純(広瀬アリス)の唇を奪う……。観ているこちらも、まったく心の準備ができないままでのキスシーンだったため、強く印象に残っている。

 純と柊磨は、つかず離れずの距離感を保っていたのだが、40秒を超えるキスにより急接近。キスシーンが、作品を大きく動かす役割を担っていた。そして、演じる松村北斗の完璧すぎる手の添え方や、広瀬アリスの美しい横顔。本作のキスシーンは、映像としても美しかった。柊磨に想いを寄せるひな子(小野花梨)が、2人のキスを間近で見てしまう演出も、胸に突き刺さる。

 続いて紹介するのは、韓国ドラマ『社内お見合い』(Netflix)のキスシーン。同作は、OLのシン・ハリ(キム・セジョン)が、財閥令嬢の親友チン・ヨンソ(ソル・イナ)の身代わりで、会社のCEOカン・テム(アン・ヒョソプ)とお見合いをするところから物語が始まる。もちろん、アン・ヒョソプとキム・セジョンによる濃厚なキスシーンもよかったが、本稿では“眼鏡キス”の魅力を紐解いていきたい。

 “眼鏡キス”とは、テムの会社の秘書室長チャ・ソンフン(キム・ミンギュ)と、ヨンソによるキスシーンのこと。眼鏡が主体のキスなわけではないが、ミンギュが眼鏡を投げ捨てる仕草があまりにもセクシーなため、このネーミングが付けられた。このシーンの魅力は、なんと言っても“自然”であること。気持ちが高まるあまり、間にある眼鏡さえも邪魔になってしまう……というリアルさに、胸を打たれた視聴者が多いのだろう。

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