300万円の「青眼の白龍」はどっち? 『遊戯王』コレクター・きまぐれクックが見分け方を解説

 『遊戯王』カードの熱心なコレクターとして知られる、魚捌き系YouTuber・きまぐれクックのかねこが、新たに購入したレプリカの「青眼の白龍(ブルーアイズホワイトドラゴン)」のシークレットレアを紹介した。

どちらが【300万】のシクブルかわかりますか?再録シクブルと見比べてみた。

 近年、世界的に急成長を遂げるトレーディングカード市場。その影響を受け、世界中で高い人気を誇る『遊戯王OCG デュエルモンスターズ』における希少なカードの取引相場は、ここ数年で高騰していると言われている。『遊戯王』最高峰のレアカードの一つが、「青眼の白龍」のシークレットレア、通称「シクブル」だ。1999年に開催されたイベント「Vジャンプフェスタ」にて1000枚限定で配布されたこのカードは、状態が良いものだと300万円の値が付くこともある。

 そんな最上クラスの「シクブル」を所有している1人が、魚捌き動画が人気のYouTubeチャンネル「きまぐれクック」を運営するYouTuber・かねこだ。その“遊戯王・愛”は筋金入りで、昨年11月22日には、パスワードロック式で、湿気によるカードの変形を防ぐ堅牢な防湿庫を備える遊戯王部屋を1000万円かけて拵えたことを動画で報告している。

 この度、5月18日に公開した「どちらが【300万】のシクブルかわかりますか?再録シクブルと見比べてみた。」と題した動画でかねこが「ついに来ましたよ!これが。待ちに待った!」と言って開封して見せたのが、「遊戯王OCGデュエルモンスターズ 25th ANNIVERSARY ULTIMATE KAIBA SET」だ。

 専用のアタッシュケースに遊戯王カードが数十枚封入されている本製品。中でも目玉となるのが、ディスプレイケースに額装されたシークレットレア仕様の「青眼の白龍」の3枚セットだ。かねこは「本物と見比べよう」と言い、自身が所有する300万円の「シクブル」と並べてチェック。すると、すぐに「ちょっと光り方が違うな」と早くも違いを確認した。ディスプレイケースから取り出して詳しく見てみると、カードの色合い、さらには裏面プリントの若干のズレなど微妙な違いを発見。さすがはYouTuber界随一の遊戯王コレクターなだけに、その審美眼はさすがの一言だ。

 ちなみにこの「KAIBA SET」の値段は33,000円。かねこは「『シクブル』ってめちゃめちゃ高いんですよ。正直カード1枚で300万円って正気じゃないと思うんですよね。でも、3枚入って3万円だったら買えるじゃないですか。頑張れば」と説明。続けて、本物のシクブルは「どうしても日焼けとかが怖くて部屋とかに飾りたくても飾れてないんですよね。見たい時は金庫に行って暗い場所で眺めるっていう感じ」とした上で、今回のレプリカのシクブルであれば「並べて置ける」と言い、「これは本当にいい買い物しましたね」「今年入って一番いい買い物ですね」と喜んでいた。

 このように、魚と同じぐらい遊戯王に対して豊富な知識と情熱を持つかねこ。今後も彼が遊戯王の戦利品を嬉々として紹介する動画がアップされることを期待したい。

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