実力派女優・上大迫祐希が変えたかった、これまでの自分 恋愛には「ドライで淡白」?
ABEMAの『恋愛ドラマな恋がしたい』のシーズン9、『恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss me like a princess~』(以下、『ドラ恋』)が、5月15日より放送開始となる。
“恋愛ドラマの共演をきっかけに恋は生まれるのか?”をテーマに、若手俳優たちが毎話キスシーンのある恋愛ドラマを演じながら、その恋愛模様も追いかけていく『ドラ恋』。シリーズ9作目となる今回のドラマのテーマは、現代版おとぎ話。原案を一般公募し、脚本家の鈴木おさむが脚本化した。出演者に課されるミッションも一新され、めくるめく恋模様も加速していきそう。
リアルサウンドテックでは、シーズン9出演全メンバーにインタビュー。今回は2019年にデビューし、ヒロイン役経験もある実力派女優・上大迫祐希。人見知りをする部分もあり、初対面は緊張してしまう方だという彼女だが、素直さやまっすぐさには女性メンバーからも定評があった。反面、これまでは恋愛にドライな面もあったんだとか……?(ミクニシオリ)
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――上大迫さんは今回、どんな思いで『ドラ恋』に参加されたんでしょうか。
上大迫祐希(以下、上大迫):そもそもこれまでの自分は、恋愛番組というものからはすごくかけ離れていて、向いていないかもとも思っていました。これまでの恋愛でも、友人たちからは「淡白すぎる」と言われることも多くて。恋愛にはそこまで、優先順位を高く設定できていなかった自分もいると思います。
でも『ドラ恋』は、基本的にはお芝居をベースにオーディションを受けていくので、それなら自分でも恋愛ができるんじゃないかなと思い、参加しました。共演者の人と恋をしていい環境なんて他にはないし、その環境で自分がどうなるのかが知りたかったんです。
――恋愛映画でのヒロイン経験もある上大迫さんですが、今回特に気をつけたことや、大変だったことはなんですか?
上大迫:ヒロイン役の経験はあったけど、キスシーンがメインになるようなドラマに出るのは初めてで。女性らしい振る舞いには、気をつけたいなとは思っていました。とは言っても、恋愛経験も豊富じゃないので、男性との恋愛に発展する関わり方が全く分からなくて……。
これまでの自分はちょっと子どもっぽいかもと感じる部分も多かったし、もともと奥手な方でもあるので、なるべく積極的になれるようにと、がんばったつもりです。
――恋愛経験は少なめとのことですが、これまでのご自身の恋愛には、どんな傾向がありましたか?
上大迫:仕事以外でも自分ひとりの時間を作りたくなってしまって、相手に時間を割けずに別れちゃう、なんてことも……。正直泣くほどの恋をしたことも、これまで一回もなくて。
でも、いつかは心が動く恋愛をしてみたいという気持ちはあったので、『ドラ恋』がそのきっかけになったらいいなとは思っています。
上大迫:身長が高い人に目が行きます。あと、手がキレイな人。内面的には、周りを見られてさりげない気遣いができるような、優しい人が好きです。あとは、話を聞くのが好きなので、よく喋ってくれる人も好きです。
――『ドラ恋』に「自分の成長」を期待した部分も大きかったとは思うのですが、実際出演してみての感想は?
上大迫:自分が恋をしている感情を上手く役に当てはめて、お芝居することはできたかなと思っています。演技シーン以外でも奥手な自分のままじゃだめだという思いで、普段の自分とは違う一面を引き出せたんじゃないかな……。でもなにより、自分に対して「こんなにいろんな感情になれるんだ」と知れたことが、一番の気づきだったと思います。出演できて、本当によかったです。
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