「好きになるとその人で頭がいっぱい」 新人俳優・松村陸斗の一途すぎる恋愛観
ABEMAの『恋愛ドラマな恋がしたい』のシーズン9、『恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss me like a princess~』（以下、『ドラ恋』）が、5月15日より放送開始となる。
“恋愛ドラマの共演をきっかけに恋は生まれるのか？”をテーマに、若手俳優たちが毎話キスシーンのある恋愛ドラマを演じながら、その恋愛模様も追いかけていく『ドラ恋』。シリーズ9作目となる今回のドラマのテーマは、現代版おとぎ話。原案を一般公募し、脚本家の鈴木おさむが脚本化した。出演者に課されるミッションも一新され、めくるめく恋模様も加速していきそう。
リアルサウンドテックでは、シーズン9出演全メンバーにインタビュー。今回話を聞いたのは、男性最年少メンバーの松村陸斗だ。男性メンバーの中では演技経験が最も短く、芝居にはまだ苦手意識もあったという松村。内向的な性格だが、他メンバーからは弟的ポジションで可愛がられていたそうだ。人一倍強い「自分を変えたい」という思いで、『ドラ恋』参加を決意したという。（ミクニシオリ）
【記事の最後にサイン入りチェキのプレゼントあり】
『ABEMA』総力特集 人気作品の裏側に迫るインタビュー＆コラム
――松村さんは、作品にメインメンバーとして出演するのは初ということでしたね。『ドラ恋』を選んだことには、どんな思いがあったのでしょうか。
松村陸斗（以下、松村）：とにかくいま「自分を変えたい」という気持ちが強くて、『ドラ恋』のオーディションを受けました。内向的な性格や、まだ演技でも失敗を恐れてしまうことなど、弱い自分を変えるきっかけを作りたかったんです。
――『ドラ恋』では演技シーンや練習シーンだけでなく、素の自分まで撮影されますもんね。
松村：日常的なシーンでも、最初はちょっとキャラを作って、明るい自分を演じたいなと思っていたのですが……正直全く演技はできなかったです。気づいたらいつもの自分になってしまっていましたね。
――では撮影の中で、一番頑張ったことはなんでしたか？
松村：恋愛だったと思います。そもそも、キスシーンそのものに込み入った思いはなかったので、最初は本当にキスシーンで恋愛は生まれるのかなという疑問も大きかったんですけど、いざ撮影に入ってみたら、ちゃんと恋してしまったなと（笑）。
もう3年くらい恋をしていなくて、人を好きになる感覚も分からなくなってしまっていたんですけど、ちゃんと恋ができましたね。全力で人を好きになれる機会って改めて大切だなとも思いました。
――ちなみに、どんな異性に魅力を感じますか？
松村：芯が強くて、ちょっとのことではくじけないような子に惹かれちゃいます。自分にないものを持っている子に憧れますね。外見は、世の中で言われる王道のかわいい子より、いい意味で癖があるような。俳優さんでいうと、小松菜奈さんのようなオーラがある人が好きですね、ミステリアスな空気をまとっている人や、ほかの人とはちょっと違う人とか。
――これまで好きになってきた人も、オーラの強い女性が多かったんでしょうか？
松村：そうですね、自分が強い子が多かったと思います。僕は好きな人ができると、ずっとその人のことばかり考えてしまって、自分の行動がその人中心になっちゃったりするんですよね。
恋すると余裕がなくなってしまうんですけど、そんな自分はダサいよな、という思いもあります。
――そういう男性が好きな女性もいると思いますよ。ちなみに今回、『ドラ恋』の中で自分が発揮できた強みはなんでしたか？
松村：一途でまっすぐに恋できるところは、自分のいいところだったのかな。思いの強さだけは負けたくなかったから、諦めずに行動したいと思っていました。
――『ドラ恋』を通して、成長できた部分も多かったですか。
松村：はい。特に恋愛に関しては、失敗を恐れずに頑張れたかなと思っています。これまでは好きになっても、アタックすらできないことも多かったから。無理そうなものにトライすることそのものに苦手意識があった自分にとって、いい経験ができました。
『ABEMA』総力特集 人気作品の裏側に迫るインタビュー＆コラム
