ヒカル、自身のスタッフに「ポルシェ カイエン」をプレゼント 仲間に還元することはトッププレイヤーの条件か?

 “金持ちYouTuber”ヒカルが、自社で働くスタッフの一人に高級外車「ポルシェ カイエン」をプレゼントした。

【1年前の約束】ポルシェのカイエン納車しました

 カイエンをプレゼントされたのは、2020年からヒカルが経営する会社に勤務するヘアメイク担当の捧さん。事の発端は、21年8月にヒカルのYouTubeチャンネルで行われた30時間生配信企画でのこと。同配信内で110kmのマラソンに挑戦し、見事完走した捧さんに対して、感動したヒカルは「カイエンをプレゼントする」とノリで約束したのだ。

 その約束を果たすときがついに来た。4月30日に公開された「【1年前の約束】ポルシェのカイエン納車しました」と題した動画でヒカルは、「言っちゃった手前、約束を守るのが一人の男としての務め」とし、実は水面下で捧さんのためにカイエンを購入していたことを明かした。そんなわけで、この日は納車日。捧さんの誕生日も近いとのことで、「だから誕生日プレゼントも兼ねてポルシェ カイエンの新車をプレゼントします」と説明した。

 やってきたのは、ポルシェの販売店。するとそこには、専用のボディカバーに覆われた捧さんのカイエンが待ち構えていた。カバーを捲ると、黒いボディが露わに。ガラス張りの店内にて、外から差し込む日の光を浴びてピカピカに光る車体を前に、捧さんは「これヤバいでしょ!」と思わず声を上げ、「人生で一番テンション上がっています」と興奮を隠しきれない。ちなみに、捧さん自らが決めたというナンバーは、110kmのマラソンを走破したことにちなんで「110」となっていた。受領書にサインを終えると、受け渡しが完了。正式にマイカーとなったカイエンの運転席に乗り込んだ捧さんは、ヒカルを後部座席に乗せて初のドライブを楽しんでいた。

 かつてテレビ番組で「総資産40億円」であることを告白するなど、メディアを通じて度々自身の財力をアピールするヒカルだが、稼ぎをしっかり仲間に還元していることはあまり知られていない。たとえば、21年1月に公開した動画では、自身の運営するYouTuberユニット「NextStage」の一員で、親交の深いYouTuber・相馬トランジスタのために、家賃月30万円ほどの賃貸物件を初期費用含めプレゼントしている。しかも、賃料は半永久的にヒカル持ちとのことだ。また同年11月に公開した動画では、自社で働く古参社員・ロケマサのために同様に高級賃貸を契約。またある時は、社員2名に“月給”として1000万円ずつを支給したこともあった。

 今回の動画の中で捧さんは、カイエンを贈ってくれたヒカルへの感謝を述べつつ、「全然『やってあげたぞ』って感じがない。『おめでとう』みたいな。すごく粋なんですよね」と、その人柄を称賛していた。羽振りの良さがフィーチャーされがちなヒカルだが、それ以上に人間的な魅力があるからこそ、彼の周りには人が集まり、そして浮き沈みの激しいYouTubeの第一線で長く活躍し続けているのだろう。

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