ヒカルが「500万貨して」DMの送り主に授けた“金言” カリスマはこうして、若者の悩みとも向き合う
チャンネル登録者数474万人を誇るYouTuberのヒカルが、「500万円を貨して欲しい」とDMを送ってきた若者のもとへ出向き、話を聞く様子を動画で公開した。
「お金を貸してくれ」は日常茶飯事 金持ちYouTuberの宿命か
ヒカルは4月20日「全部お前が悪くない?500万貸してとDMしてきた若者に説教してきた」と称した動画を公開。ヒカルの話によると「お金を貸してほしいといったDMは年間数千件来る」と語っているが、これも金持ちYouTuberの宿命なのか。今回も従来どおり500万円貸してほしいと連絡が入り、今までこの類に反応を見せなかったヒカルが動いた。
「お金を貸してほしいと連絡をしてくる人がどんなやつか気になる」といい、夜の公園で合流。見た感じ容姿の整った好青年に見えるとヒカルは語るが、話を進めていくと借金の全貌が明らかとなる。
動画内でK君と呼ばれる青年の話によると、もともと親と別居をし祖母の家で育ち、妹の学費のために50万円の借金をしてしまったことがことの発端。ヒカルが「奨学金借りれば良くない?」と言うと、K君は「妹いわく女の子だから奨学金はあまりしたくない」とのこと。
結局その50万円の借金を皮切りに、友達に騙され投資で100万円、現在勤める会社の社長から200万円を借り入れ独立するも失敗。負の連鎖が続き最終的に総額500万円まで膨れ上がったと語る。ただ職場の環境は良いようで、自分を信用してくれた社長に200万円を返したい思いがある一方、最近祖母が亡くなったこともあり、生きる意味を見いだせずにいる。
一通り話を聞いたヒカルは、「全然絶望じゃない、まだやれる」とK君を鼓舞。高校中退ながらも仕事に取り組み、現在の手取りは35万円のK君。そこから返済額を引いても手元には20万円残るとのことで、ヒカルからするとまだまだ絶望的な状況ではないとのこと。
ヒカル自身もYouTuberとなる前、800万円の借金を背負っていたが1年間で返しきったとK君に話し鼓舞を続ける。動画タイトルには、“説教”と書いてあるが、内容としては“励まし”といったところだろう。ヒカルから500万円であれば1、2年で返せると言われたK君は「じゃあ仮に1年後返済が終わったら……」と切り出した。
するとヒカルは「そこで俺にまた500万円借りに来る?」と尋ねる。しかしK君は「一緒に飲みに行きたい」と答えた。ヒカルも了承し借金を返したら一緒に飲みに行くことを約束。「今日の出会いが人生を劇的に変えるものになってくれたらと」言い、ヒカルはその場を後にした。
最終的にヒカルが今日の出演料を払おうとしたところ、K君は受け取らなかったという。ただ最初に会ったときよりも、明らかに顔つきが変わったとヒカルは感じている。近い将来、ヒカルがK君と飲みに行く動画が公開されるのか、気になるファンも少なくないだろう。