Nike初のNFTスニーカーコレクション、落札額が1,300万円超に

NikeのNFTコレクションの落札額が1,300万円超に

 Nike初のメタバース・シューズコレクション「CryptoKicks」は、落札金額が10万ドル(約1,300万円)を超え、天文学的な金額となる様相だ。

RTFKT and Nike CryptoKicks, introduce the Future of Sneakers

 オンラインマーケットプレイスOpenSeaでNFT(非代替トークン)としてオークションにかけられ、9,000点以上の「Nike Dunk Genesis NFT」アイテムが、すでに売られた。

 今回のオークションでは、だいたい4,000~9,500ドル(約50~125万円)が相場感だとOpenSeaのデータは示している。

 他の例を挙げると「Nike Supreme Stars Mean Green SB Dunk Lows」は1,000ドル(約13万円)前後で取引されており、バスケットボールのスーパースターであるマイケル・ジョーダンが1984年のルーキーシーズンに着用したシューズには、オークションで147万ドル(約2億円)の値段がついた。

 メタバース取引の世界市場は、2022年に61億ドル(約8,000億円)に達し、2026年までに420億ドル(約5兆4,500億円)に拡大すると調査会社StrategyAnalyticsは予測している。

 大化けする市場をにらみ、NikeはNFTデザインスタジオRTFKTを買収し、今後メタバース関連の販売を増やすことを目指している。

 またNikeは、ファンがアバターを作って仮想空間でスポーツできるNikelandをゲーミングプラットフォームRobloxで2021年秋にローンチした。NIKEはデジタル空間を販売促進に活用するだけにとどまらず、デジタル商品そのものを売り出し、成果を挙げている。

(source)
https://opensea.io/collection/rtfkt-nike-cryptokicks
https://www.cbsnews.com/news/nike-cryptokicks-nft-blockchain-metaverse-rtfkt/

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