川も山も越えてひたすら真っすぐ進む! アメリカ大陸を2400キロ直進で縦断したYouTuberが話題

アメリカ大陸を2400キロ直進したYouTuber

 アメリカのYouTuber「AirRack」(チャンネル登録者数539万人)が、アメリカとカナダを分かつ国境線から、まっすぐに南下し大陸最南端までを縦断する試みに挑戦した。  この挑戦にあたってAirRackが定めたルールは非常にシンプルで、「まっすぐ進むこと」の一点のみだ。引いた線から0.5マイル(約800m)離れることは許されず、食事やトイレ休憩、ガソリンの補給もルート上で行わなければならない。

 仲間と合流し、車に乗り込んで挑戦をスタートしたAirRack一行。スタート地点のアメリカ・ノースダコタ州からしばらくは高速道路が真っすぐ続いており、そのまま南下することが可能だ。しかし、ジャンクションなど道路が脇に逸れていってしまう地点もある。

 線から離れることができないAirRack一行はカメラマンに車を先回りさせ、線上を徒歩で移動していく。道中にはドブ川が跨っているが、それでもお構いなしに突き進む。

 その後車に戻り、順調に南下していく一行にまたしても問題が発生する。車のガソリンが少なくなってしまったのだ。道中にいくつかガソリンスタンドはあったものの、線から離れてしまうため燃料を補給できなかったのだ。更に少し進んだ地点で何とか範囲内にあるガソリンスタンドへたどり着き、無事に燃料を補給した。

 さらに進むと途中で大きな森にぶつかってしまう。もちろん、この森も”真っすぐ”通り抜けなければならない。そのためにAirRackが用意していたのはオフロード仕様のバギーだ。広い沼地をバギーで爆走し通り抜けていく。

 その後、橋を単輪スケートボードで渡ったり、巨大なガソリンスタンドでガソリンを補給したりと順調な旅を続けるが、またしてもガソリン切れの危機に直面。しかも今度は完全にガソリンが切れてしまい、車が動かなくなってしまったのだ。目の前にガソリンスタンドはあるものの、そこは線の外側だ。そこでAirRackは唯一挑戦ルールの制約を受けないカメラマンにガソリンをポリタンクに詰めて補充させることにし、何とか挑戦を再開する。

 道中、撮影メンバーのガールフレンドが参加するサプライズを挟みつつ、一行は大きな湖にたどり着く。もちろん、この湖も直進だ。用意した船に乗り込み、7マイル(約11km)の距離を一直線に進んでいく。

 無事に湖を通り抜け、テキサス州にたどり着いた一行。ここでAirRackから発表があった。AirRackは「実はここから先はどうやっても真っすぐ通り抜けられないんだ。だから秘策を用意した」と語り、次の目的地へ向かうと用意されていたのは小型の飛行機。乗り込める人数はパイロットを含め2人だけなので、残りの旅はAirRackが1人で挑戦することとなった。メンバーが被っていた麦わら帽子を託されたAirRackは空に飛び立って行く。

 空路も真っすぐに直進し、ついにアメリカの反対側にたどり着いたAirRack。「丸一日かけて車、バギー、ボート、飛行機を乗り継いでようやくここまで来たぞ!」と大喜びだ。が、最後にカメラマンからツッコミが入り、「線の範囲から出てる」というオチをつけ、動画は締めくくられる。

 AirRackは過去にも核シェルターで50時間生活してみたり、マッチ1本で北極生活といったチャレンジ系の動画を多数出している。大掛かりな動画が多く、毎回ハラハラするドラマチックな局面もあり、見ていて飽きさせない。興味がある方は是非視聴してみてはいかがだろうか。

〈Source〉
https://www.youtube.com/watch?v=DdeyBT35rzU

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