“大学生の日常”Vlogが登録者50万人 ぼっち系YouTuber・パーカーの人生を切り開く姿はなぜ人気?

 ぼっち系YouTuberの“パーカー”をご存じだろうか?

 1人行動が好きな“ぼっち系”として、大学生の日常を映像に収めた動画で人気を博し、現在登録者は50万人を突破している。動画内でパーカーをよく着用していたことから、視聴者から自然と“パーカーさん”という愛称が付いた。

大学生の日常と温かい視聴者の関係

【疑問】大学ぼっちはテスト期間をどのように過ごしているのか【大学生の一日】

 本人自らも明かしているように、これまでは神戸大学の学生として、神戸の街中や部屋で1人で淡々と過ごす様子を動画に収めてきた。また、他生徒に配慮しながら学校の許可も取った上で、校内の日常も撮影。人のいない空き教室を探して1人で過ごす様子や、校内に友人がいないため、移動教室やテスト期間も自力で乗り切る様子など、とてもリアルな日常が綴られてきた。

 しかしぼっち系といえど、悲壮感は全くなく、“ただ1人が好き”というシンプルさが映像から伝わってくるため、極めてほのぼのとした日常なのだ。そして、それをコメント欄で視聴者が応援するという、温かい構図でチャンネルは成り立っている。

 また、パーカーの特徴として、早口かつ絶妙な言い回しや、独特の感性が魅力的で、時にはツッコミどころも満載だが、それもまた視聴者が温かく見守るという”優しい世界”でできているのだ。ちなみに口癖は「その状況は、なんとしても避けなければいけません!」。のっぴきならない状況から、小さな出来事に至るまでに多用されるので、視聴者も待ってましたと言わんばかりにお馴染みのフレーズとなっている。

神戸から北海道へ移住へ

 そんなパーカーだが、長年過ごした神戸から、つい最近北海道へと移住した。その理由として、本人も明かすように、夢である航空宇宙科学技術を学ぶため、北海道にある室蘭工業大学への編入を選択。単身で北海道へと移住したのだ。

 それもあり、チャンネル動画は神戸の大学生の日常から、北海道での大学生へと日常へと変化した。引っ越した初日も早々と大雪に見舞われるという、“持っている”一面も垣間見れる。これまでも神戸の夜景を見に行くが、途中で雨に見舞われたり、ヤンキーに少し絡まれたりと、最後には「こんな所はさっさと出たいと思います」と言う、見ていて飽きない面白さを発揮している。

人生を切り開いていく強さ

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 ちなみにパーカーは大学受験をする際、塾には通わずにYouTubeで無料配信されている「武田塾チャンネル」という授業チャンネルで、受験を乗り切った。その後は、恩返しをするべく、その「武田塾」で実際に塾講師としてアルバイトをしていた。

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