“大学生の日常”Vlogが登録者50万人 ぼっち系YouTuber・パーカーの人生を切り開く姿はなぜ人気?
「ぼっち系」という言葉には偏見もあるかもしれないが、少なくともパーカーは、自身の人生を一つずつ自分で選択し、人生を切り開いていく様子を事あるごとに私たちに見せてくれている。コメント欄にも自分もぼっちだと言う人がいるように、そんな人たちにも勇気を与えているだろう。
今回の北海道への単身移住も、航空宇宙科学技術を学ぶための決断だった。北海道への移住後はYouTubeチャンネルを続けるか? というのも一時期迷っていたようだが、今後も学業に支障のない程度に投稿してくれることを視聴者も願っている。
もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね。
— 鎌倉市図書館 (@kamakura_tosyok) August 26, 2015
かつて、鎌倉市図書館が学校に行けない不登校の学生に向け、Twitterで「学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい」と呼びかけ、さまざまな人に勇気を与えたように、パーカーの存在も、同じように学校に行けない不登校の学生や、友達を作りづらいぼっち学生たちの背中を押しているのではないかと思う。そして、同時に視聴者の存在がパーカーの夢を後押しするような、これからもほのぼのとしたチャンネルであることを願ってやまない。