『ウマ娘』なぜGoogle Play Games版リリース? “長期的な成功”見据えた戦略に迫る

『ウマ娘』なぜGoogle Play Games版リリース?

 これまでAndroid/iOSとDMM GAMESに対応してきた『ウマ娘 プリティーダービー』だが、PCブラウザ版である後者でも、ゲーム画面は縦表示のみだった。しかし、Google Play Games版では、公式のリリースにあるスクリーンショットを見てもわかる通り、一般的なPCモニターの形にあわせた横表示がデフォルトとなっている。かつて同作をプレイしていた、もしくは同作に現在進行形で興味を持っている層のなかには、この表示形式の変更により、積極的にプレイを検討する人間も一定数いるだろう。インターフェースに対する選択の自由や、それにともなう利便性の向上によって、既存のコンテンツが新たな没入を生む可能性も大いにある。たとえば、同作の楽しみ方のひとつであるウマ娘たちのウイニングライブの観賞においては、より上質な映像と音の再生環境が体験を一変させるだろう。

 このようにGoogle Play Games版の開発とリリースには、『ウマ娘 プリティーダービー』という作品そのものにとって、さらには個々のプレイヤーや関係者、登場競走馬などにとって、さまざまな可能性が眠っていることになる。今後はアニメ3期の放送や、競馬ファンに人気の競走馬のウマ娘化、“大人の事情”でウマ娘化できない競走馬への条件緩和、リアル競馬との積極的なコラボレーションなどにも期待したい。同作が人気タイトルであり続けられれば、実在の競走馬・ナイスネイチャに多額のドネーションが集まったように、ふたたび現実の世界に前向きな影響も与えていけるだろう。

 『ウマ娘 プリティーダービー』は、まだ1周年を迎えたばかり。近年屈指の覇権タイトルの今後から目が離せない。

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