時給日本一YouTuber・ラファエル、『R-1』王者に「1年で消える」 旬の芸人と即コラボできる感度の高さが人気の理由?

 時給日本一のYouTuberを自称するラファエルが、先日の『R-1グランプリ2022』でチャンピオンに輝いたお見送り芸人しんいちとコラボし、今後のブランディングを伝授した。

誰よりもトレンドに敏感なラファエルのコラボ相手 お見送り芸人しんいちとは?

 チャンネル登録者数186万人(2022年3月時点)のトップYouTuber・ラファエルが3月12日に、『R-1グランプリ』で優勝を飾ったお見送り芸人しんいち(以下しんいち)とコラボし、今後必要なブランディングについて語った。

 両者の接点はラファエルがしんいちのネタをYouTube上で取り上げたことがきっかけ。しんいちのネタはギターに合わせて「2〜3人しか見られていないゲーム実況配信者好き」など、皮肉を込めて”ディスる”ことで笑いを誘う。その中のひとつに「人気YouTuberがテレビで大スベりしてるの好き」とあるが、これがまさしくラファエルのこと。

 このフレーズが約1年前にラファエルの目に止まり、本人は「僕、人のことディスる時調子良い」「普段の生活でイライラしてるんで」と人の悪口を言う芸風が好きと明かした。一方のしんいちは「悪口と言うか……好きって言ってるだけなんです」と返答。

 その後もラファエルのペースでトークは進み、YouTuber的な売れ方をしている若手芸人に対して「お笑いの能力が低下している」と話すなど、YouTuberや芸人に対する“ディスり”を中心に動画は進む。動画中盤にはラファエルが「YouTuberをもっとディスって行きましょう」と話を振り、しんいちはラファエルの戦友とも言えるヒカルをピックアップ。以前に話題を呼んだ“中堅芸人Aにこき下ろされた事件”を例に挙げ、ヒカルが発した「お前が30年かけて稼ぐカネをこっちは2〜3年で稼いでるからな」という発言について、しんいち自身はヒカルのチャンネルのファンであるとしながらも「それは芸がねぇっす」と苦言を呈する一幕も。

 また、2人の「芸人もYouTuberも社会不適合者である」という意見が合致したり、「一年でいいから天狗になりたい」「外車とかで現場行きたい」と漏らすしんいちに、ラファエルは苦笑しながら「性格悪いっすね……」とこぼす。

 最終的にラファエルがしんいちに対して「どうせ1年で消えるなら……」と今後のブランディングのアドバイスをするものの、しんいち本人は「ラファさんが邪魔だった、クリーン(なイメージ)で映りたかったのに……」と告白。しかし最後はラファエルのラブコールにより、“回らない寿司”を貸し切っての食事の約束が取り交わされた。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる