朝倉未来、RIZINのファイトマネーは「家一軒買えるくらい」 背中で語る“格闘家としての成功”
朝倉未来が、自身のファイトマネー事情について赤裸々に語った。
朝倉は2月6日、YouTubeチャンネル「ふわっとmikuruチャンネル」に公開された動画に出演。アマチュア格闘家時代から、RIZINのトップファイターとなった現在に至るまでのファイトマネー遍歴を語った。
格闘家としての第一歩を踏み出したのは、アマチュア・セミプロ主体の格闘技イベント「THE OUTSIDER」。同イベントについて朝倉は、「ファイトマネーはないです。アマチュアなので、勝利者賞しかない。ファイトマネーを払った時点でプロの興行になるので」と説明した。「THE OUTSIDER」では、チャンピオンになってもファイトマネーが一切支給されなかった代わりに、ベストバウト賞やK.O賞などを獲得すれば賞金が支払われていたのだとか。そのため、タイトルマッチで勝利した際には、パンツスポンサーの収入と合わせて、一試合「60~70万円」ほど貰っていたという。
続いて参戦した格闘技イベント「DEEP」では、賞金とパンツスポンサーの収入合わせて「100万円以上もらっていた」とのこと。その後、韓国の総合格闘技団体「ROAD FC」の大会で戦った時には、ファイトマネーが40~50万程度。そこにスポンサー収入が加わり、100万円ほどの収入を受け取っていたと明かした。なお、朝倉は「ROAD FC」時代まで「現場仕事をしていた」と言い、「一試合100万円とかもらえてたから、めちゃめちゃうれしかった」と当時を懐かしんだ。
そして、話題はRIZINの看板選手となった現在の収入へ。朝倉は「全然違うよ、マジで。レベチよ。多分、俺が一番もらってると思うしね、圧倒的にね」と前置きしつつ、ファイトマネーが「地方の家一軒って感じ」「一軒買えるぐらいはいただいてますね」と表現した。さらには「パンツスポンサーもファイトマネーと同じぐらいの値段」とも。なんとたった一回戦うだけで、家二軒分の高額報酬を受け取っているというのだ。ちなみに、RIZINのファイトマネーは翌月末振込とのことで、朝倉は「さすがにうれしいよね。この間の試合が大晦日だったから、1月末にドン!って口座に入ってくるから」と述べ、「また時計買おうかな」と微笑んでいた。
20年12月、およそ3000万円する超高級車「ベントレー ベンテイガ」の購入を報告した動画で朝倉は、「格闘技で稼いだお金だけで買った」としたうえで、「格闘家として成功している姿を見せることが大事。拳一つでここまで稼げるんだぞっていうのを見せたい」とも説いていた。格闘家たちがあまり話さない金銭事情。それを可能な限りオープンに語ることで、「格闘家=夢のある仕事」であると伝えたいという思いがこの男の中にはあるのかもしれない。