千原ジュニア、購入した「フィアット600ムルティプラ」に乗り歓喜 動画から伝わる本物の旧車愛

 千原ジュニアが、先日購入したビンテージカー「フィアット600ムルティプラ」に試乗する様子をYouTubeで公開した。

購入したFIATムルティプラを試乗!

 『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の旧車芸人回に出演するなど、ジュニアの旧車好きは有名だ。彼のYouTubeチャンネルではこれまで、1964年東京五輪時に発売された日産「プリンス グロリア スーパー6 1964年式」や後輩芸人たちとのキャンプ用に利用するフォード「エコノライン1965年製」、ルパン三世の愛車として有名な「FIAT 500(チンクエチェント)」の1971年式と、知る人ぞ知る自慢のレアカーを披露してきた。

 この3台に新たな仲間が加わったのは、昨年10月15日公開の動画でのこと。ジュニアは「どうしても気になる車がある」として、「フィアット 500」の展示・輸入・販売を行う名古屋の私設博物館「チンクエチェント博物館」を訪れた。そこでお目当ての車「フィアット600ムルティプラ」に心奪われ、その日のうちに買うことを決断したのだった。

 この度、1月27日に公開された「購入したFIATムルティプラを試乗!」と題した動画でジュニアは、自動車整備などを行う大阪の会社「エスアンドカンパニー」を訪問。同社に「フィアットムルティプラ」のレストアを委託しているとした上で「なんとか走れるぐらいにはなったらしいので、途中経過として見せていただいてちょっと走れたら走ってみようかなと」と説明した。

 愛車と久しぶりの対面を果たすと、ジュニアは「きたー!」と歓声を上げ、「慣れへん可愛さやわ」と車体をまじまじと見つめた。いたく気に入っていることが言葉の端々から伝わってくる。身長180cmと高身長のジュニアにとって、「フィアットムルティプラ」の車内空間はかなり手狭。運転席に身をかがめて乗り込み、余白なく大きな身体がピッタリと収まる様はいかにも窮屈そうだ。しかし、ジュニアは「めちゃくちゃええな」と一言。乗り心地の良し悪しなど、憧れの旧車を手に入れられる喜びの前には、取るに足らぬ問題のようだ。

 早速、「じゃあ、ちょっと初ドライブを」と今回の目的を果たすべく、エンジンをかけたジュニア。ブロロロロロ……と可愛らしいエンジン音を立てながら、「エスアンドカンパニー」の敷地内をゆったりとしたペースでぐるりと回った。走り終えると、「全然、クセがないっすね。めちゃくちゃ乗りやすい」と声を弾ませ、うれしさのあまり再度車を走らせた。よほど走り心地が気に入ったようだ。なお、同車のレストアは今年の春頃に完了予定だという。

 クラシックカーはレストアの費用はもちろん、維持費も馬鹿にならない。故障した場合は、修理費用もかさみがちだ。よほど好きではないと続けられない趣味の一つと言える。そんな手間暇かかる乗り物に長年乗り続け、今回の動画で見せたように嬉々として運転を楽しむ姿に、ジュニアの本物の旧車愛を感じずにはいられない。

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