エアソフトガンのM16自動小銃をレストア 海外の人気レストア系YouTubeチャンネル

 錆びた物が復元していく、その様子を映したレストア動画にはどこか魅力を感じるもの。レストア動画を出している国内チャンネルは多いが、もちろん海外にも投稿している投稿者はいる。数あるレストア系海外YouTubeチャンネルのなかでも、再生回数が多くて人気の投稿者が「Restoration T - D」だ。

 特に「Restoration a very old M16 found in the junkyard | Restore an M16」という動画の再生回数が多かったので、今回ぜひ紹介したい。2021年7月21日公開で、再生回数は約416万回にもおよぶ人気動画だ。

Restoration a very old M16 found in the junkyard | Restore an M16

 動画の冒頭は、廃品置場からレストアする物を探すシーンから始まる。廃品置場で発見したのは、錆びついたエアソフトガンの「M16自動小銃」。ゴミだらけの廃品置場にM16があるのは明らかに違和感を覚えるのでおそらく演出だろうが、今回はこちらの銃をレストアする動画となっている。

 まずは錆びついたM16の部品を解体していく。すべての部品を解体したあと、ブラシで丁寧に掃除していくと、M16の元の黒色が見えてきた。

 次に穴が空いている部分を補修するのだが、それに使用する素材がなんと「インスタント麺」。インスタント麺を砕いて粉状にし、穴になっている部分に埋め込んで上からヤスリで丁寧に磨くと、見事補修は完了した。

 M16内部のスプリングも錆びついてしまっているので、一度バーナーで炙って引きのばす。引きのばしたスプリングをヤスリで磨いて綺麗にしたあと、再度まき直すことで修復していた。

 また解体した部品は、ブラシを使って1つひとつ丁寧に汚れを取っていく。汚れが落ちていく様子は、見ていてとても気持ちがいい。解体した部品に上から黒く塗装し、再度組み立てるとレストア完了。

 動画では、実際にBB弾を装填して実射しているシーンもあった。問題なく作動しており、2~3m程度先のペットボトルにBB弾を命中させ、倒していた。

Full restoration 40-year-old old Mercedes supercar | Restore and rebuild cars

 このように、廃品置場や長年放置された車などを復元する過程を動画にし、数多くの視聴者に視聴されているのが「Restoration T - D」の特徴。その人気から、再生回数が数十万~数百万回の動画も多い。たとえば「Full restoration 40-year-old old Mercedes supercar | Restore and rebuild cars」という40年前のメルセデスベンツのスーパーカーをレストアする動画は、2021年6月11日公開で再生回数は驚異の約706万回を誇っている。

 また「Restoration T - D」の動画はほとんど英語が使われないので、英語もわからない方でも気軽に楽しめる。気になる方は、この機会にぜひ視聴してほしい。

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