VTuber・天音かなた、ホロライブを愛する"アイドルオタク"のアイドルとしての魅力
多くの魅力を持つ彼女だが、苦境に立たされたこともあった。まずひとつは、定期的に行なっていた歌枠「げつよる歌枠」ができなくなったこと。もともと歌にこだわりを持って活動してきた彼女だが、持病の関係で歌枠での長時間の歌唱にドクターストップがかかることに。しかし、以降は「歌ってみた」やライブなどで全力を出す方向に切り替え、日々の配信活動も精力的に行った。昨年7月にはホロライブで22人目のYouTubeチャンネル登録者数100万人を達成。翌月には田淵智也&佐高陵平が手掛けたオリジナル曲「特者生存ワンダラダー!!」をリリースし、以降も同期の常闇トワとスクウェア・エニックスの『ディープインサニティ アサイラム』の主題歌「マドロミ」を担当するなど活躍の舞台を広げている。
【MV】マドロミ / 天音かなた・常闇トワ【ディープインサニティ アサイラム ゲーム主題歌】
昨年12月に行なわれたデビュー2周年記念の無料配信ライブ『Amane Kanata 3DLIVE "Revenge"』では、約1時間の間にMCなしで15曲を詰め込で圧巻のパフォーマンスを披露。渡辺翔が手掛けた最新オリジナル曲「天使のagape」も発表した。また、昨年7月には同期の相棒・桐生ココの卒業も経験。自身が作詞作曲した4期生のオリジナル曲「キセキ結び」の制作を行なって門出に華を添えた。
オリジナル曲「特者生存ワンダラダー!!」には〈努力とは最後まで諦めないこと/メモっておいて!〉というフレーズがあるが、これほど彼女の魅力を表している言葉はないように思える。目標に向かって前のめりに奮闘する姿が魅力的な、“アイドルを愛してやまないアイドル”のひとりとして、これからもホロライブの魅力を様々な形で伝えてくれそうだ。