『ドラ恋~Kissing the tears away~』「うるさい、黙れ」 けんが涙ながらに激怒した理由とは……

『ドラ恋~Kissing the tears away~』10話

 結局、澤田(育子)先生とルイ、たくまの3人による多数決で、アユリとペアを組む相手はけんに決まった。「叶わない恋だとわかってても、それを経てきた自分だからこそ第6話はアユリとやりたい」と言うけんの嘘偽りのない言葉もそうだが、好意を寄せるアユリを巡ってライバル関係にあるけんに一票を投じるルイは本当に気持ちの良い男だ。のぶながとけんが言い合いになった時にもさりげなく間に割って入るように座り、双方に無言で寄り添っていたのも印象的だった。

『ドラ恋~Kissing the tears away~』 10話

 片想い中のけんがどんどん向かい風を味方につけ始めているように思える。同棲ハウスも「まだ女性が入居したことがないペア」ということで自動的にけん×アユリペアが選ばれる。自身の気持ちそのままだという台本はさぞかし感情移入できるようでけんのお芝居の変化についてアユリも「肩に力が入っていなくて良くなっている」と声を掛けていた。

『ドラ恋~Kissing the tears away~』 10話

 さらに自分も気になる相手(ルイ)への気持ちが決まりきっている訳ではないことを伝え「アユリは(けんの演技に)キュンときました」と正直に言うと、すかさず「(片想いの演技は)セリフじゃないもん」と返すけん。この状態で、2人の想いを全力でぶつけて魅せる第6話の演技はかなり期待できそうだ。けんはアユリの気持ちを自分に向けることができるだろうか。

 希望通りとはいかなかったものの、ナナとペアになったのぶながは、過去3回に比べるとある意味互いに“演技”のみに集中できるまたとない環境にあるのではないだろうか。のぶながから自分への好意がないとはっきりしたからこそ(またナナは誰に気持ちが向いているのか周知の事実だからこそ)、「主演獲るしかないね」という言葉も全く他意なく含みを持たずに演技面にのみフォーカスして発言できて、ナナも気負うことなく芝居のみにコミットできそうだ。

 ルイとペアを組みたいと言っていたかやの(中村加弥乃)の希望も叶った訳だが、ドラマ最終話のオーディションがいつになく楽しみで仕方ない。

■番組概要
『恋愛ドラマな恋がしたい ~Kissing the tears away~』
配信日時:毎週日曜夜10時~
配信チャンネル:ABEMA SPECIALチャンネル
配信URL:https://abema.tv/video/title/90-1588

(C)AbemaTV

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