2000GT、スープラ、ファミリアなど 名作映画を彩った日本のクラシックカーを紹介

名作映画を彩った日本の旧車

 日本が世界に誇る技術はさまざまあるが、なかでも愛用者が多いのが、自動車だ。トヨタ自動車、HONDA、日産自動車など、日本の車は世界の街を駆け抜けている。

 そんな日本車は、映画の中でも数多く登場し、銀幕を彩ってきた。今回はそんな映画に登場した日本のレトロカーを検証してみたい。

2000GT/『007は二度死ぬ』

トヨタ 2000GT
トヨタ 2000GT

 1967年から1970年にかけトヨタ自動車とヤマハが共同開発し販売された日本初のスポーツカーとも称されるトヨタ2000GTだ。その流線型のような独特のボディは現在も根強いファンを持つ。

 そんなトヨタ2000GTは1967年に公開された映画『007は二度死ぬ』で、主人公ジェームス・ボンドが乗る「ボンドカー」に採用され、全世界に「日本製のスポーツカー」が知れ渡ることになった。

スープラ/『ワイルド・スピード』

トヨタ スープラ
トヨタ スープラ

 2001年に初公開され、その後シリーズ化されたカーアクション映画『ワイルド・スピード』。

 その第一作目に登場し、「ワイルド・スピードの象徴」とも称されている車が、トヨタ自動車のA80型のスープラである。もともと日本国内ではバブル期にA70型が大流行し、高い人気を誇っていた。

 『ワイルド・スピード』に登場したA80型は1993年に発売された車で、A70型とはかなりデザインが異なるが、スポーティなデザインは健在。『ワイルド・スピード』の登場によって、日本はもちろん、世界でも高い人気を誇るようになった。

 レトロとまではいい難いが、平成初期を代表する日本車と言えるのではないだろうか。

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