2000GT、スープラ、ファミリアなど 名作映画を彩った日本のクラシックカーを紹介

名作映画を彩った日本の旧車

ファミリア『幸福の黄色いハンカチ』

マツダ ファミリア
マツダ ファミリア

 山田洋次監督、高倉健主演の名作日本映画『幸福の黄色いハンカチ』。劇中、重要な役割を果たしたのが、マツダのファミリアである。失恋をしてヤケになっていた武田鉄矢演じる花田欽也が、赤のファミリアを購入し、北海道に向かうところから、物語が始まったのだ。

 ファミリアはマツダの主力として活躍した車で、映画に登場したのは1977年から85年まで発売されたFA4型である。丸いライトがクリッとして目を連想させ、かわいらしさを感じさせる。『幸福の黄色いハンカチ』を見て、赤のファミリアを買った人も多かったとか。

ミゼット/『ALWAYS 三丁目の夕日』

 映画『ALWAYS 三丁目の夕日』に登場したダイハツのミゼット。1957年から1972年まで発売された三輪自動車だ。

 現在ではあまり見られなくなったミゼットだが、昭和20年代後半から30年代前半にかけてはテレビコマーシャルが話題になったこともあり、一定のヒットを見せた。昭和33年を舞台とした『ALWAYS 三丁目の夕日』では、その世界観を演出する自動車となっていた。

 映画を彩ってきた日本のレトロカーたち。映画を観る際には車に着目して作品を観賞観するのもおもしろいかもしれない。

(画像=wikipediaより)

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