2021年のゲームトレンドは? 「ダイパリメイク」「ウマ娘」など各月のトレンドワードを発表

2021年のゲームトレンドは?

 12月20日に開催される「#Twitterトレンド大賞」に先がけて、 11月27日に2021年のゲームトレンドを振り返る事前番組が、 公式Twitterアカウントより生配信された。

 番組では、 MCの田村淳と、 天の声にキクチウソツカナイ。 さん、 コメンテーターに週刊ファミ通編集長の嵯峨寛子、 ゲストにお笑い芸人霜降り明星の粗品、 コスプレイヤーの伊織もえ、 グローバルボーイズグループINIより佐野雄大、 西洸人が登場し、 「ゲーム」をテーマにトレンドワードをピックアップしながら2021年を振り返った。 

1月から11月のトレンドワード ピックアップ

1月: ダイパリメイク

「ポケットモンスター」より、 2006年に発売された『ポケットモンスターダイヤモンド/パール』のリメイクが噂され話題に。Twitter上では「ダイパリメイクは毎年出ないことで最新技術で想像されて脳内最高傑作であり続けるのだ」など多くのツイートで盛り上がるなか、 2月27日に放送された動画番組『Pokemon Presents 2021.2.27』にて、『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』の発売が発表。先日11月19日に発売を迎えた。

  2月: #ウマ娘

  サイゲームスが展開するクロスメディアコンテンツ 「ウマ娘 プリティーダービー」のスマートフォン用ゲームが、2月24日にリリース。 競馬のアプリながらもリリース直後から大きな反響を呼び、 アプリランキングのトップセールスとなるなど、 社会現象を巻き起こした。 Twitter上では「『ウマ娘 プリティーダービー』、4月のモバイルゲーム売上で世界3位に」と、 売れ行きのすごさが速報的にツイートされたほか、 「本物のゴルシよりむずかしい」とかつてゴールドシップを担当していた実際の厩務員がツイートするなど、 大きな反響を呼んだ。

3月、 4月: 「#お前らのゲームのトラウマ挙げてけ」「ゲーセン離れ」「アモングアス」

  「#お前らのゲームのトラウマ挙げとけ」というハッシュタグが流行。 多くのユーザーたちがプレイしてきた思い出のゲームのトラウマについて語った。 Twitter上では「ほんとビビったこれバイオハザード初期の窓から来る犬笑」、 「セーブデータ消失」、 といったトラウマとともに画像付きのツイートが多く発信されるなど盛り上がりを見せた。

  コロナ禍でゲームセンターが次々と閉店しているというニュース記事をきっかけに、 業界の今後を危惧するツイートが増加。 Twitter上では「ゲーセン離れがトレンド入りしてて、 ちょっと悲しい みんなでワイワイ交流する場所 同じ趣味の人が集まる場所 ゲーセンはとても素敵な場所 今はそれがとても難しくなって来ちゃってる 思い出の場所が無くなっちゃうのだけは、 本当にイヤだな」と、 ツイートをした人たちが昔行っていたゲームセンターや仲間との大切な思い出の場所を懐かしむ声で溢れた。

  世界で大人気のゲーム『Among Us』が日本時間2021年3月6日に行われたアップデートで日本語に対応可能になり話題に。 また、 このゲームの呼び方について「アマングアス ・アモングアス ・アマングウス ・アモングウス ・アマンガス ・アモンガス ・アマアス ・アモアス ・アマガス ・アモガス ・アマグス ・アモグス ・アングス ・アンガス ・アングアス」、 「国内では『アモングアス』派が圧倒的優勢だけど、 私はこれからも気取って『アマンガス』って呼び続けるから」などと呼び方論争が勃発した。

5月: #私のゲーム黒歴史

  MMORPGの黒い砂漠のTwitterキャンペーンで「#私のゲーム黒歴史」というハッシュタグが流行。 「PSのディスク傷をサインペン塗れば治ると思ってた」、 「かまいたちの夜で、 主人公を自分の名前。 ヒロインの名前を、 当時片想いしていた人にした。 スキーストックで殺された」、 「丸一日通信対戦してたら10万円を超える電話料金の請求が来た。 」など、 多くのユーザーがゲームにまつわる思い返すと恥ずかしくなってしまうような過去の過ちについて語った。

  6月: ポケモンunite

  Nintendo Switch用チーム戦略バトルゲーム『Pokemon UNITE(ポケモンユナイト)』がリリース前にネットワークテストの事前ダウンロードを開始。 ポケモン公式アカウントから「いよいよ『ポケモンユナイト』のネットワークテストがスタート6月26日(土)までの期間中、 ニンテンドーeショップから誰でも無料でダウンロードできるぞ! 一足先にユナイトバトルを体験してみよう」というツイートがされるとこれが大きな話題となり、 Twitterでは「ポケモンユナイト、 肉体の限界を忘れてマジで無限にできる」など、 ゲームを楽しむプレイヤーたちのツイートで溢れかえるほどに。

7月、8月:ドラクエ スーパーマリオ64

  東京オリンピックの選手団の入場行進で「ドラゴンクエスト」をはじめ、 「ファイナルファンタジー」、「 モンスターハンター」などの人気ゲーム曲が使用され、 日本中が盛り上がりをみせた。 Twitter上では、 「十数年前ニコニコ組曲でドラクエFFパートが『国歌斉唱』と半ばネタとして言われてたのに、 それが現実になった感じがするのう(インターネット老人会)」、 「Twitter民『開会式やめろ!』 開会式『ドラクエ流すわ』Twitter民『いいぞ!』」、 「デケエ舞台にドラクエのテーマで入場したいという気持ちはあるかないかと言われたらメチャメチャあるな…」と、 オリンピックとゲームのコラボレーションで胸を躍らせるツイートが多数見られた。

 ニンテンドー64のソフト『スーパーマリオ64』の未開封商品がオークションで1億7200万円で落札され話題に。 「こういうアイテムは、 やはり全然理解されないよなぁ 『あの時のが1億7200万円か』じゃねぇよ。 市場がない時に完璧な保管をしてたから高額なんだよ。 繰り返すね、 『市場がない時に』だよ」と、 ゲームソフトの価値について分析、 解説をするようなツイートが相次いだ。

9月:switch online ヒノカミ血風譚

 任天堂の有料オンラインサービスNintendo Switch Onlineにゲームボーイとゲームボーイカラーのゲームが追加されると新たに報じられて話題に。 「Switch Onlineにゲームボーイがくるらしい! 『カエルの為に鐘は鳴る』は絶対に入れてね!」と、 昔懐かしの名作ゲームの名前を出しながら思い出を振り返るツイートでTwitter上では盛り上がりを見せた。

 10月13日リリースのゲーム『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』のPVが一足早く公開され話題に。 リリース後は「『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』レビュー。 開発者には人の心がないのかと疑いつつ、 最後まで遊んで本当によかった ゲーム特有の演出で情緒がぐらぐらに。 展開を知っているのに、 なぜまた泣けるのだろう」、 「アニメなんてドラゴンボールくらいしか見てない親父が鬼滅の刃のアニメを全話見たらしく驚いた。 そして親父みたいな爺さんでも煉獄杏寿郎のことは『煉獄さん』と呼んでいてちょっと面白かった。 次帰るときはPS5と鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚を持って帰ろう」などツイートが多くされた。

10月、11月:新ファイター

  これまで数々のキャラクターとコラボしてきた『大乱闘スマッシュブラザーズ』で、 最後のファイターとして「キングダム ハーツ」シリーズの主人公ソラが参戦することが決まり、 日本だけでなく世界中で大きな話題に。 Twitter上では「ソラはスクエニ版権+ディズニーキャラクター扱い、 任天堂以外ハードでメイン展開してるシリーズ、 FFシリーズの技を使うのでFFタイアップ、 と版権チェーン盛り盛りのキャラクターなのでホントに参戦は凄いと思う」など、 ソラ参戦までの苦労をねぎらう声が多くツイートされた。

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