相羽ういはが活動で示す、「歌って踊るバーチャルアイドル」としてのアイデンティティ
先日11月22日に21歳の誕生日を迎えた相羽ういは。昨年の誕生日には20歳の誕生日を祝うためにお酒をコンビニまで足を運び、自宅に戻って飲むまでの一連の流れを生配信するといお誕生日配信をしていた。それももう1年前、現在の彼女はにじさんじで最も独特な立ち位置を獲得しているバーチャルタレント、いやアイドルだと言える。今回は、そんな相羽ういはについて書いていきたいと思う。
2019年7月28日に『相羽ういはの初配信』でデビュー後、彼女も多くのにじさんじライバーと同じくゲーム配信に勤しむことに。『スプラトゥーン2』『あつまれ どうぶつの森』『Apex Legends』と時々にあわせてゲーム配信をしつづけていく彼女。
そのなかでも注目されたのは最も多くプレイしたゲームは『Minecraft』で、突発的なコミュニケーションも要求される他ライバーとのやりとりなどで、彼女の異彩が多くの視聴者に知られていくことになる。活動を経ていくことでほかライバーとの仲も良くなり、それまで以上にツッコんだ言動が目立つようになったうえ、どこか天然な一面も顔を出すようになった。彼女の異彩さが目立つシーンは枚挙に暇がない。
・同期の黛灰とアルス・アルマスで結成される「ぶるーず」で『Minecraft』配信をした際、一本道で迷子になるほどの方向音痴ぶりを発揮。その後のコラボ配信では、1時間で二度もマグマにダイブしてしまい大泣きしてしまう。
・早瀬走との初めてのコラボ配信の開始冒頭、おもわず畑を破壊して大絶叫をあげてしまい、「マジでアンタ、人でも殺したんか、落ち着け!」とツッコまれる。同じ配信でマグマにダイブして装備を全てロストし、ふたたび大絶叫。
・シュルカーボックスを手に入れたかった相羽が、ぶるーず2人を誘ってコラボ配信「私シュルカーボックスが欲しいです!」を放送。配信終盤になって「黛さんにシュルカーボックスあげるよ」「建前だよ?(シェルカーボックス欲しかったんじゃないの?と聞かれ)」と答え、3人での配信がしたかったと仄めかす。
・ASMR配信中、おもむろにリンゴを手でつぶし、視聴者を驚かせる
・『リングフィット アドベンチャー』を1日で累計6時間半プレイし、最高レベルの「ガチンコ」でプレイしても息もあがらない驚異的な体力を覗かせる。
・バーカウンターで使用されるような椅子を組み立てたとき、ネジをドライバーではなく素手で回して制作する。
・ぶるーず3人で夜21時から12時間連続で『Apex Legends』をプレイし、朝9時に終了。15分後に相羽一人での『Apex Legends』ソロ配信がスタートし、4時間以上プレイする。
・価値観共有ゲームが始まる直前のトーク中に「顔面偏差値とか?」とストレートにブッこむ。早瀬にツッコまれるが「でも学校とかでさ……」とさらにツッコもうとする。
・相羽ういは、ニュイ・ソシエール、夜見れな、早瀬走の4人にお正月に集まって鍋パーティをした際、あまりにもヤバイネタを持ってきて3人はおろか視聴者も引く。
純粋無垢な言葉や身振りをしながら、茶目っ気を発揮して思い切ってぶっ飛んだ発言や行動もしていた彼女。これらエピソードはほんの一握りで、可愛い見た目とその突飛さというギャップが好きだったファンも多かった。