ロンブーの“ガサ入れ”企画がYouTubeで復活 熱愛の痕跡を暴く巧みな話術がすごい
YouTubeチャンネル「ロンブーチャンネル」で、伝説の企画「ガサ入れ」を彷彿とさせる動画が公開されている。
「ガサ入れ」は、90年代後半から00年代初頭にかけて放送されたロンドンブーツ1号2号の冠深夜番組『ぷらちなロンドンブーツ』(テレビ朝日系)における人気企画。恋人が浮気しているのではないかと疑う彼氏の依頼を受けて、田村淳と田村亮が彼女の自宅にアポなしで訪問し、室内の備品やゴミなどを手掛かりにシロかクロかをジャッジするというものだ。
このガサ入れのフォーマットを活かしつつ、立ち入り調査の目的を「浮気の証拠探し」から、「熱愛の痕跡確認」にシフトした「YouTube版・ガサ入れ」とでもいうべき企画シリーズが現在、淳主導のもと「ロンブーチャンネル」にて展開されている。
11月6日公開の動画で、ターゲットとなったのは四千頭身・後藤拓実。後藤といえば先日、3歳年上の舞台女優との交際および半同棲が報じられたばかり。淳は“愛の巣”と目される高級タワーマンションに「『週刊アツシ』です」と言って、週刊誌の記者のようなマイクをもって強引に踏み込んだ。この日は、四千頭身のYouTubeチャンネルの撮影をしていたらしく、後藤のほか、都築拓紀、石橋遼大もその場に居合わせていた。驚く3人に対して、「週刊誌はせいぜいマンションの下ぐらいしか張れないじゃないですか。『週刊アツシ』はここまで来れちゃいます。事務所と繋がってますから」と淳。後藤は「意味わかんない。『週刊アツシ』、一番怖い週刊……」と絶句していた。
元祖・ガサ入れでは、淳の巧みな誘導尋問により、浮気の嫌疑を掛けられている女性がボロを出すことが、ひとつの見どころとなっていた。その話術は、およそ20年を経た今なお健在。愛犬用のスペースと思しき空のケージを見つけると、淳は「今は(犬は)いない?」と質問。後藤が「いませんけど……」と言うと、淳「どこに行ってるの?」と聞き、「散歩です…」との返答が来るや否や、ノータイムで「どなたが?」と核心を突いた。逃げ切れなくなった後藤は「……舞台関係者」と自供。相手に言い訳の隙を与えないスピーディーで鮮やかな問い詰め方は、『ぷらちな』時代のままだ。
淳は9月25日にも、テレビやラジオで何度も共演歴のある水溜りボンドのカンタをターゲットにした同様の突撃動画をアップしている。ここでも、洗濯機の中を開けて「女性用の下着ないの?」と衣類を漁ったり、「ここに誰かいます?」と突然ベッドの掛布団をめくるなど大暴れ。熱愛報道のあった有名人に対して、ここまで踏み込めるのは、淳のキャラクターあってこそと言える。今後どんなタレントやYouTuber宅に凸して、秘密を暴いてくれるのか。「ロンブーチャンネル」の「ガサ入れ」企画に引き続き注目していきたい。