Apple Musicが独自のアーティストバイオグラフィを公開 King Gnuのバイオグラフィも
Apple Musicは、音楽の作り手であるアーティストにスポットライトを当てる、アーティストバイオグラフィを公開した。
各アーティストページに移動して、トップソング、アルバム、ミュージックビデオ、プレイリストと、カテゴリーごとの作品紹介の終わりまでスクロールダウンすると、Apple Music独自の視点で語られたオリジナルストーリーを読むことができる。活動の経歴や代表作についてはもちろん、アーティストや作品についての理解を深めるために役立つ、多岐にわたるエピソードを添えて紹介している。アーティスト本人がApple Musicだけに語った貴重な発言もあるようだ。
例として、King Gnuのアーティストバイオグラフィを一部抜粋して紹介する。なお、全文はApple Music上で公開している。
King Gnuのアーティストバイオグラフィ
King Gnuは、ジャンルを自在に横断する現代的なミクスチャーサウンドと大衆性を共存させた4人組バンド。東京藝術大学でチェロを専攻していたバックグラウンドを持ち、前身バンド、Srv.Vinciではエレクトロニカやビートミュージックに触発された先鋭的な音楽性を追求してきた常田大希(G/Vo)が一転して、J-Popを強く指向。彼の下に集った同郷の後輩である井口理(Vo/Key)、セッションの現場たたき上げの新井和輝(B)と勢喜遊(Dr/Sampler)と共に、バンド名をKing Gnuと改名し、2017年にアルバム『Tokyo Rendez-Vous』をリリースした。
「メンバーみんな、ドラムに対して、ベースに対して口を出すし、もちろんギター、鍵盤に対しても、歌に対してもそう。そうしたアイデアが絡まり合って、楽曲のスパイスになっているのかなって」。東京のカオス感覚を投影したそのサウンドは、ロックやソウル、ヒップホップ、ジャズ、クラシックや現代音楽などの要素が混在しているが、新井和輝はバンドの揺るぎない根幹についてApple Musicにこう語っている。「曲によりけりですけど、King Gnuはメロディという柱が大前提にあるので、それが強ければ強いほど、僕らは遊べるんです」(続く)
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