11月に切り替わったAmazon新クレジットカード、何がお得に?

Amazon新クレジットカード、何がお得に?

 アマゾンジャパンは三井住友カードと提携し、新たなクレジットカード「Amazon Mastercard」「Amazon Prime Mastercard」を11月1日から提供すると発表した。アマゾンジャパンがクレジットカードを発行するのは今回が初めてではないが、新クレジットカードのお得な使い方を考えてみよう。

年会費永久無料のクレジットカード

 シルバー系カラーのカードが用意されるAmazon Mastercardと、ダーク系カラーのカードとなるAmazon Prime Mastercard。その違いは、カードの申込者が「Amazonプライム」に加入しているかどうかによる。Amazonプライム会員ならAmazon Prime Mastercardが発行され、そうでなければAmazon Mastercardとなる。どちらのカードも、年会費は永久に無料だ。

 メインの特典としては、オンラインストアのAmazon.co.jpでの買い物によりAmazonプライム会員なら2.0%、そうでなければ1.5%のAmazonポイントの還元が発生する。またコンビニでの買い物ではともに1.5%の還元率となり、それ以外の買い物では1.0%の還元率となる。

 さらにどちらのカードにも最高2000万円の海外旅行損害保険や、年間200万円までのショッピング補償が付帯する。

旧カードと比べたお得度は?

 アマゾンジャパンは2014年から三井住友カードと提携し、「Amazon MasterCard(クラシック)」「Amazon MasterCard(ゴールド)」を発行している。両カードの会員は11月1日から、新しいAmazon MastercardやAmazon Prime Mastercardへと自動でサービスが切り替わる。一方、新規会員の受付は11月中を予定している。

 Amazon MasterCard(ゴールド)では、Amazon.co.jpでの買い物の還元率が2.5%と高いのが特徴だ。なおこの還元率はAmazonプライムの会員である限り、新カードにも受け継がれるので安心して欲しい。一方、Amazon MasterCard(クラシック/ゴールド)でのコンビニでの買い物の還元率は1.0%となり、Amazon MastercardやAmazon Prime Mastercardの方が高い。

 Amazon MasterCard(ゴールド)は年会費が1万1000円(税込)、Amazon MasterCard(クラシック)は初年度は無料だが2年目以降は1,375円(前年1回以上の利用で無料)と、維持費用が発生するのがネックだった。一方で年会費永久無料のAmazon MastercardやAmazon Prime Mastercardは、より気軽に使い始められるといえるだろう。

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