『ガルプラ』脱落者が続々とInstagramやYouTubeで活動再開 明かされた裏話とは
10月22日に行われたサバイバルオーディション番組『Girls Planet 999』(以下、『ガルプラ』)の生放送中に、グローバルアイドルグループ・Kep1er(ケプラー)が誕生した。その人気は番組放送中だけではおさまらず、YouTubeやTikTok、TwitterなどSNS上でも大盛り上がり。YouTubeでは、たびたび急上昇に『ガルプラ』のパフォーマンス動画がのったり、ミッションに使用されたりと特に注目が集まっていた。
一方、脱落した参加者は、はやくも個人のSNSを開設したり、YouTubeに進出したりと、これからの活動に前向きな姿を見せている。SNSでは、『ガルプラ』で応援してくれたファンに向けて感謝のメッセージを投稿したり、参加者同士のオフショットを公開したり、番組出演中にできなかったファンとの交流を楽しんでいる様子。惜しくも脱落してしまった参加者が話す裏話や今後の活動に迫る。
ARATA DANCE SCHOOLというYouTubeチャンネルでは、『ガルプラ』の参加者でJグループの比屋定和に、オーディションの様子や参加者同士の裏話などをインタビューした動画が公開されている。和は『ガルプラ』のプラネット探索戦で、坂本舞白と(G)I-DLEの「DUMDi DUMDi」を披露。ダンスは2人で細かいところまで徹底的に合わせ、歌は韓国で練習生をしていた経験のある坂本舞白に、発音を教えてもらいながら練習したと話している。最初は敬語で話していた2人の仲も、同じ部屋で過ごし、プラネット探索戦の練習をしていくうちに、ため口で話せるくらい深まったようだ。また、Jグループの参加者の間では、江崎ひかるのものまねが流行っていたと話している。ひかるがプラネット探索戦で披露し話題になっていた、BLACKPINK「BOOMBAYAH」の〈F U pay me〉〈LAMBO〉というパートを、参加者同士でまねしていたという。江崎ひかるのパフォーマンスはクールな表情が印象的だが、参加者の間では愛されキャラだったのだろう。
Kグループの参加者イ・チェユンは、『ガルプラ』参加前から行っていたYouTubeでの動画投稿を再開。『ガルプラ』参加前は動画タイトルも字幕も韓国語のみだったが、参加後、タイトルは日本語に、字幕には日本語と英語が追加されている。さらに、10月24日に投稿された動画には、ミッションで一緒だったCグループのリャン・ジャオと韓国で思い出づくりをしている姿がおさめられている。お互い普段使っている言語が違うが、ジェスチャーや翻訳アプリを使いながら工夫してコミュニケーションを取っており、終始楽しそうな2人の姿がある。コメント欄には韓国語や日本語、英語などいくつかの言語が飛び交っており、『ガルプラ』を見ていた各国のファンがこの動画を訪れていると分かる。
Jグループの参加者、岸田莉里花は「V LIVE」という配信サービスで10月16日、所属しているFC ENMという事務所のアカウントよりライブ配信を行った。配信では、『ガルプラ』で応援してくれたファンに向けて感謝の気持ちを伝え、虹プロ参加後から『ガルプラ』参加後の心境について語っている。配信の終わりには、「これからも歌手という夢を諦めずに、私らしくコツコツと頑張っていきたいと思っていますので、みなさん莉里花を忘れずに、これからも見守って沢山愛してくださいね。応援よろしくお願いします」と話し、今後の活動についても前向きな様子を見せた。オーディション番組の出演を経て、着実に成長しファンを獲得してきた莉里花のこれからの活動に期待が集まっている。
99人の夢を追う少女たちを繋いでくれた『ガルプラ』だが、K-POPアイドルになるという一つの夢を掴めず、多くの参加者が悔しい思いをしただろう。それでも、様々なストーリーやパフォーマンスを見せてくれた彼女たちなら、どこか別の場所で夢を叶えられるだろう。